業務用シュレッダーを選ぶとき、まず確認したいのは予算、利用する人数と紙の量、処理する書類の機密性です。「何枚まとめて細断できるか」だけでは、オフィスで使いやすい一台は決まりません。ゴミ捨ての回数や、続けて使える時間、故障したときの対応まで考えると、候補を絞りやすくなります。
この記事では、シュレッダーの販売・整備を行うエーワンの視点から、条件別におすすめする7機種を比較します。少人数の部署で使う小型機から、大人数で共用する大型機まで、価格と仕様を見ながら、自社に合う製品を探してください。
機密書類の扱いに社内基準がある場合は、その条件を満たすことが前提です。予算内で必要な性能を確保できないときは、予算の見直しや複数台の使い分けも含めて検討しましょう。買い替えで現在の機種に近いものを探している方は、買い替えの選び方から確認できます。
目次
- 業務用シュレッダーおすすめ7機種の比較表
- 予算・利用人数・機密性から選ぶ
- 用途別におすすめの業務用シュレッダーを紹介
- 買い替えは今の容量と細断枚数を基準に探す
- メーカーの特徴と業務用の耐久性
- 細断するものと、使いやすい機能で選ぶ
- 共用で使いやすい紙詰まり防止と安全機能
- 保証・搬入・保守も含めて導入を考える
- 自社の条件に合う業務用シュレッダーを選ぼう
業務用シュレッダーおすすめ7機種の比較表
まずは、条件別のおすすめ機種を一覧で比較してみましょう。利用人数は当店の目安です。同じ人数でも、紙をほとんど使わない職場と、帳票を毎日大量に処理する職場では必要な能力が変わります。
参考価格は2026年10月13日時点の当店掲載価格です。価格・在庫・送料・搬入条件は変更されるため、最新情報は各商品ページでご確認ください。
最大細断枚数は、メーカー所定の用紙と条件で、一度に細断できる枚数の上限を示しています。表の枚数はA4用紙を基準としているため、A3用紙を処理する際は、各機種の対応枚数をご確認ください。また、続けて細断する場合は、定格細断枚数を目安にするとスムーズに処理できます。
処理能力を詳しく比較するための補足仕様
一度に入れる枚数が多くても、細断速度が遅ければ次の束を入れるまでに時間がかかります。反対に、細断枚数が少なくても、速度が速ければこまめな投入で効率よく処理できます。大量処理では、枚数・速度・連続運転時間の3つを合わせて比較しましょう。「連続」は、連続運転に対応する機種で、定格細断枚数の範囲で、休止時間を挟まずに使用できます。
用途別にほかの候補も見たい方は、業務用シュレッダーのランキングもご覧ください。
予算・利用人数・機密性から選ぶ
予算を決め、必要な性能との妥協点を整理する
業務用シュレッダーは、数万円で購入できる小型機から、数十万円の本格的な共用機まで価格に幅があります。予算を決めたうえで、容量や細断枚数、細断サイズの違いを見ていくと、候補が整理しやすくなります。
候補を比べるときは、「譲れない条件」と「調整できる条件」を分けましょう。社内で定めた機密性や、折らずに処理したい用紙サイズは先に確保し、容量・設置台数・処理方法を調整します。予算内で必要条件を満たせない場合は、予算を増やすか、部署ごとの分散設置も含めて検討します。
価格帯ごとの違いは、シュレッダーの価格と選び方で詳しく紹介しています。
利用人数を目安に容量と台数を選ぶ
利用人数は、ダストボックスの容量を考えるための出発点になります。当店では、次の目安をもとに、実際の紙の量や部署の配置をお客様に伺い候補を絞ります。
それぞれの部署が離れているオフィスの場合は、各部署の近くに分散して設置すると、書類を処理するための移動が減り、日常的に使いやすくなります。
「1日で処理する細断屑がダストボックス1杯に収まるか」も目安です。日に何度も袋を交換するなら、容量や台数を見直しましょう。同容量でも細断サイズで屑のかさばり方は変わります。
容量と同時に確認したいのが、利用が集中する時間帯です。月末の帳票処理や書類整理で長く使うなら、連続運転時間が短い機種では途中に休止が必要になります。普段は少量でも、まとまった処理をする日があるかを確認しておきましょう。
A3書類を折らずに細断したい場合は、A3対応の投入口が必要です。ダストボックスが大きくてもA4専用の機種はあります。比較表では、容量とは別に対応用紙を確認してください。設置台数や大型機の選び方は、大型業務用シュレッダーの選び方で詳しく解説しています。
個人情報や機密書類を扱うならマイクロカットを選ぶ
容量や細断枚数が合っていても、書類の機密性に必要な細断サイズを満たしていなければ、その用途には向きません。社内基準や委託元の指定がある場合は、細断方式の名称だけでなく、細断寸法や求められるセキュリティレベルまで確認します。
当店では、個人情報や機密書類を日常的に処理する用途には、マイクロカットをおすすめしています。今回の候補では、MSE-14MCと225Mi-2が2×12mm、GSHW04Mが2×10mmです。「マイクロカット」という名前だけで選ばず、実際の寸法を比較しましょう。
共用機をマイクロカットにしておけば、機密書類と一般書類を同じ機種で細かく処理でき、書類ごとに使う機種を判断する手間を省けます。複数の従業員が利用する環境では、運用の分かりやすさも選定理由になります。
一般書類の量が多く、機密書類は特定の部署だけで扱う場合は、大型の共用機と部署専用のマイクロカット機を分ける方法もあります。この場合は、どの書類をどちらで処理するかを社内で明確にしてください。細断サイズや方式の違いは、マイクロカットシュレッダーの選び方で確認できます。
用途別におすすめの業務用シュレッダーを紹介
ここからは、7機種をおすすめする理由を紹介します。価格順に並んでいますが、順位ではありません。利用人数や求める機能、処理する書類に合わせてお選びください。
少人数のオフィスや部署専用なら:明光商会MSE-14MC
26.5Lのダストボックスと最大14枚の細断能力を備え、10名未満の小規模オフィスに向くモデルです。紙を2×12mmのマイクロカットで細断でき、個人情報や機密書類を頻繁に扱う部署の専用機としてもおすすめです。
明光商会の本格業務用モデルと同じ品質・安全基準で開発され、品質保証部の確認を経て販売されています。同価格帯の製品を選ぶ際に、当店が耐久面を評価している一台です。
連続運転時間は15分なので、大人数で長時間使い続ける共用機よりも、少人数でこまめに処理する用途に向いています。「小型でも、細断サイズと品質に配慮して選びたい」という方におすすめします。
細断方式/サイズ |
マイクロカット/約2×12mm |
最大細断枚数 |
14枚 |
連続使用時間 |
15分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
約26.5L(A4コピー用紙 約460枚収容) |
騒音値 |
約55dB |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、クリップ |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A4まで |
明光商会 業務用マイクロカットシュレッダー MSE-14MC
静音性と幅広い細断用途で選ぶなら:アスカS68DM
10~15名程度のオフィスで使うなら、アスカS68DMがおすすめです。33Lのダストボックスと49dBの静音設計を備え、執務スペースでも動作音に配慮しながら書類を処理できます。
シール付きの封筒や伝票、ボール紙、CD、カードなど、いろいろなものを細断できるのも魅力です。届いたDMや不要な伝票も処理しやすく、日々の書類整理に役立ちます。封筒や厚紙は、素材や厚みに合わせて少量ずつ投入するとスムーズです。
刃に残った紙粉や細断屑を落とすオートクリーニング機能も搭載。静かさに加え、細断できるものの多さと使い勝手を備えており、5万円未満で選ぶ業務用シュレッダーとして、当店が特におすすめする一台です。
細断方式/サイズ |
クロスカット/4×40mm |
最大細断枚数 |
17枚 / 16枚[50Hz/60Hz] |
連続使用時間 |
40分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
約33L(A4コピー用紙 689~756枚を収容) |
騒音値 |
49dB |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、メディア(カード類、CD/DVD、ICチップ付クレジットカード、プラスチックカード)、ラベル付きDM、窓付き封筒、厚紙封筒、ダンボール |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A4まで |
アスカ(Asmix)シュレッダー S68DM
共用での処理の速さを重視するなら:フェローズ125Ci-2(FE-4614001)
書類をまとめて手早く処理したいオフィスには、フェローズ125Ci-2がおすすめです。53Lのダストボックスと最大22枚の細断能力を備え、20名以上のオフィスでの共用に向いています。
細断速度は毎分4m。当店の実機検証では、1分間に20枚の束を8回、計160枚を投入できました。まとまった書類を次々と処理できる、作業効率の良さが魅力です。
投入量を感知して紙詰まりを防ぐ「ジャム・プルーフ システム」と、投入口周囲のクロムメッキ部分に手が触れると細断を一時停止する「セーフセンス」も搭載。処理の速さと共用時の使いやすさを重視する方におすすめする一台です。
細断方式/サイズ |
クロスカット/4x38mm |
最大細断枚数 |
22枚 |
連続使用時間 |
30分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
53L |
騒音値 |
65dB |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、クリップ、メディア(CD/DVD、ICチップ付クレジットカード、プラスチックカード) |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A4まで |
フェローズ(Fellowes)シュレッダー 125Ci-2
機密書類も共用機で処理するなら:フェローズ225Mi-2(FE-4624001)
機密書類と一般書類を一台で処理したいオフィスには、フェローズ225Mi-2がおすすめです。60Lのダストボックスを備え、20名以上のオフィスで共用しやすいモデルです。
紙を2×12mmのマイクロカットで細断し、最大16枚、毎分5mの処理能力を備えています。細かく細断するセキュリティ性能に加え、手差しの処理速度も重視したい方に向いています。
紙詰まり防止機能の「ジャム・プルーフ システム」と安全機能の「セーフセンス」を搭載し、連続運転時間は45分。複数の従業員が使う共用機として、書類ごとに機種を使い分ける手間を減らしながら、まとまった処理にも対応できる一台です。
細断方式/サイズ |
マイクロカット方式/2x12mm |
最大細断枚数 |
16枚 |
連続使用時間 |
45分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
60L(A4コピー用紙 約1,200枚収容) |
騒音値 |
60dB |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、クリップ、メディア(CD/DVD、ICチップ付クレジットカード、プラスチックカード) |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A4まで |
フェローズ(Fellowes)シュレッダー 225Mi-2
大型の共用機を価格重視で選ぶなら:ナカバヤシC-406E
大容量の共用機を、導入費用を抑えて購入したいオフィスには、ナカバヤシC-406Eがおすすめです。約80Lのダストボックスを備え、ゴミ袋の交換回数を減らしたい職場に向いています。
A3用紙を折らずに投入でき、最大30枚の細断能力を備えています。紙の細断サイズは約4.5×30mmのクロスカット。耐久性に配慮したスチール製の筐体と、カッターに残った紙片を落とすオートクリーニング機能も特長です。
20万円台前半の参考価格で、大容量・A3対応・まとめて細断する能力を確保できます。日常的に多くの書類を処理する共用機として、価格と基本性能のバランスに優れた一台です。
細断方式/サイズ |
クロスカット方式/約4.5×30mm |
最大細断枚数 |
約30枚 / 28枚[50Hz / 60Hz] |
連続使用時間 |
30分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
約80L |
騒音値 |
62.6dB / 62.3dB[50Hz / 60Hz] |
細断可能物 |
紙類、ホチキス |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A3まで |
ナカバヤシ シュレッダー C-406E
大容量のマイクロカット機を選ぶなら:GBC(アコ・ブランズ・ジャパン) GSHW04M
机の引き出しに収まるコンパクトな卓上型シュレッダーは、確かに便利です。しかし、サイズが小さいモデルほど、クロスカットやマイクロカットといった細断方式ではなく、3分割・4分割といった分割方式になっている傾向があります。
手軽さを求めてコンパクトモデルを選ぶと、セキュリティ性能が低くなる可能性があります。反対に、セキュリティを最優先して細断方式を重視すると、設置スペースが必要になるかもしれません。自分にとって何が最も大切かを明確にしたうえで、その優先順位に合わせて選ぶことが失敗を防ぐコツです。
細断方式/サイズ |
マイクロクロスカット方式/2×10mm |
最大細断枚数 |
22枚[50Hz]/20枚[60Hz] |
連続使用時間 |
60分 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
70L(A4コピー用紙 約3,000枚収容) |
騒音値 |
58dB |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、メディア(CD/DVD、プラスチックカード、SSD、USBメモリー) |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A3まで |
アコ・ブランズ・ジャパン シュレッダー GSHW04M
大人数での共用と長期の保守を重視するなら:明光商会UD-F55S-L
50名以上のオフィスで、処理能力と耐久性を重視するなら、明光商会UD-F55S-Lがおすすめです。79Lのダストボックスと最大55枚の細断能力を備え、日々多くの書類を処理する職場で力を発揮します。
定格28枚での連続投入に対応し、まとまった書類も休止時間を挟まずに処理できます。紙の細断方式は約6×14mmのスパイラルカットです。明光商会では品質保証部がさまざまな使用状況を想定してテストを行い、審査を通過した製品を販売しています。当店が品質・耐久面を高く評価しているメーカーです。
当店の販売価格には、5年間の保守サービスも含まれます。年間3回までメーカーの無料出張修理を受けられるため、導入後のサポートまで考えて選びたい方にもおすすめです。保守の内容は故障時の修理対応で、日常のお手入れはお客様に行っていただきます。
なお、品質やサポートの特長は、明光商会MSシュレッダーの評判でも紹介しています。
細断方式/サイズ |
スパイラルカット/約6×14mm |
最大細断枚数 |
約55枚 |
連続使用時間 |
連続運転 |
ゴミ箱(ダストボックス)容量 |
約79リットル |
騒音値 |
非公開 |
細断可能物 |
紙類、ホチキス、クリップ |
オートリバース |
有 |
対応用紙サイズ |
A3まで |
明光商会 業務用シュレッダー UD-F55S-L
買い替えは今の容量と細断枚数を基準に探す
当店への買い替え相談では、「今使っている機種と同じくらいのものを探したい」というご要望があります。現在の型番・ダストボックス容量・同時細断枚数を起点にすると、使い慣れた能力に近い製品を探しやすくなります。
買い替えは、日々の使い勝手を見直す機会でもあります。袋の交換回数を減らしたいなら容量を大きくする、まとめ処理の時間を短くしたいなら細断速度や連続運転時間を重視する、といった選び方ができます。機密書類の処分を見直す場合は、マイクロカットへの変更も検討しましょう。
使う条件が決まっている方は、当店のサービス「かんたんシュレッダー検索」が便利です。容量・細断枚数・細断方式のほか、ホチキスやクリップの細断、静音設計といった条件から絞り込めます。
買い替えの相談では、現在の型番、利用人数、予算とともに、「ゴミ捨てを楽にしたい」「今より細かく細断したい」などのご希望をお伝えください。旧機の引き取りも含めて相談いただくと、製品選びから入れ替えまでの段取りをまとめて検討できます。
メーカーの特徴と業務用の耐久性
業務用シュレッダーの耐久性は、繰り返し使うことを想定したカッター・モーター・ギアなどの部材や設計にも表れます。容量や細断枚数を比べたうえで、こうしたつくりやメーカー独自の機能にも目を向けると、長く使う一台を選びやすくなります。
今回のおすすめ機種では、次の点を評価しています。
同じメーカーでも、シリーズや機種によって特長は変わります。各商品の仕様と、メーカーの得意分野を合わせて見ていくのがおすすめです。当店の整備・販売経験を踏まえた比較は、壊れにくいシュレッダーの選び方をご覧ください。部材やつくりの違いは、シュレッダーの耐久性で詳しく解説しています。
細断するものと、使いやすい機能で選ぶ
ホチキス付きの書類や封筒も処理したい
ホチキス留めの書類をそのまま処理できる機種なら、針を外す手間を減らせます。日常的に扱う書類に合わせて選ぶと、枚数や容量に加えて、作業のしやすさも変わります。
対応する針の種類やクリップの大きさは、機種ごとに決まっています。例えば125Ci-2は、ホチキスNo.10・No.11と、28mm以内のクリップに対応しています。普段使う留め具が分かっている方は、その条件で機種を絞ると効率的です。
シール付きの封筒や伝票、ボール紙も処理したいなら、S68DMがおすすめです。紙に付着した粘着物や厚みのある素材は、対応を明示した機種を選ぶのがポイント。普段処理するものが決まっていれば、購入前の相談で機種との相性を確認できます。
CD・DVD・カードなども処分する場合は、紙とメディアそれぞれの細断サイズを比較しましょう。書類と記憶媒体の両方を扱う方に向けて、いろいろなものを細断できるシュレッダーで機種を紹介しています。
静かな機種と置き場所で、使いやすさを高める
電話対応や打ち合わせを行う場所の近くでは、静音設計の機種が使いやすくなります。当店では55dB以下を選定の目安としており、今回のおすすめ品では49dBのS68DMが静かさを重視する方に向いています。
動作音の数値を比べる際は、細断時か空転時か、測定距離なども合わせて見ると比較しやすくなります。実際に聞こえる音は、部屋の広さや周囲の音によっても変わります。
大型機は処理能力を軸に選び、設置場所で音への配慮を補う方法もあります。複合機などを置いた共用スペースや、電話応対席・会議室から少し離れた場所に配置すると、執務スペースとの距離を取りながら使えます。
動作音の目安や静かな機種の選び方は、静音シュレッダーの選び方で詳しく紹介しています。
オートフィードで、まとめ処理の手間を減らす
保存期間を終えた書類をまとめて処理するなら、オートフィードシュレッダーがおすすめです。書類をセットすると自動で給紙が進むため、何度も手差しで投入する作業を減らせます。
当店では、手差しの作業に1日15分以上かかっている場合を、導入を検討する一つの目安としています。日々の処理量と、書類をセットする準備にかかる時間を見て、作業の手間がどれだけ減るかを考えると選びやすくなります。
オートフィードが特に使いやすいのは、用紙サイズや紙の状態がそろった書類のまとめ処理です。セット前に折れや反りを整え、付箋や対応していない留め具を外しておくと、自動細断に適した状態にできます。ホチキス留めの書類を自動細断できる機種もあり、対応する束の厚さが選定のポイントになります。
自動細断はA4用紙中心で、A3用紙は手差しで処理する機種が多くあります。A3をまとめて自動細断したい場合は、「A3自動細断対応」を条件に探しましょう。
オートフィードシュレッダーは、日常の共用機として使う手差しの7機種に加え、保管書類を処分するための一台として検討するのもおすすめです。自動細断の機種と使い方は、オートフィードシュレッダーの選び方で詳しく紹介しています。
共用で使いやすい紙詰まり防止と安全機能
複数の従業員が使う共用機では、投入量を知らせる表示や、自動で紙を戻すオートリバーズ機能が役立ちます。利用者が紙の量やゴミ捨てのタイミングを判断しやすい機種を選ぶと、日々の作業をスムーズに進められます。
フェローズの業務用シュレッダー125Ci-2や225Mi-2は「ジャム・プルーフ システム」と「セーフセンス」を搭載しています。セーフセンスが反応するのは、投入口周囲のクロムメッキ部分への手の接触です。細断中は、ネクタイやストラップを体に寄せ、投入口から距離を取って作業しましょう。
明光商会のUD-F55S-Lは、投入する紙の量をグラデーションランプの色で知らせます。最適な枚数を示す緑色を目安に投入量を調整でき、共用機でも使い方が分かりやすい機能です。
紙詰まりの際は、まず逆転操作で紙を戻します。逆転しても戻らない場合は、電源を切り、プラグを抜いて修理窓口へ相談してください。紙を無理に引っ張る、追加の紙で押し込む、投入口や刃へ手や工具を入れる操作は、けがや故障につながるため避けましょう。
連続運転時間が決まっている機種は、指定の休止時間を挟むことで次の作業へ備えられます。共用機のそばに定格枚数や細断できるもの、ゴミ捨ての方法を掲示しておくと、初めて使う方も操作しやすくなります。
保証・搬入・保守も含めて導入を考える
中古は整備状態と保証・修理窓口で選ぶ
購入費用を抑えて本格的な業務用機を導入したいなら、中古シュレッダーもおすすめです。大容量の機種などを新品より手頃な価格で購入でき、予算に合わせて選択肢を広げられます。
中古品は、年式や使用状況に加え、販売店でどのような点検・整備を行ったかを見るのがポイントです。細断動作や安全機能の確認、カッターなどの整備内容を知ると、一点ごとの状態を把握して選べます。
当店の中古シュレッダーは1か月の保証付きです。保証期間中は当店の保証条件に沿って対応し、保証終了後はお客様からメーカーへ有償修理を依頼していただきます。長く使うことを考えるなら、メーカーの修理対応が続いている機種を選ぶことも大切です。
新品も、メーカー保証の期間と修理の受付窓口を押さえておくと、導入後の対応が分かりやすくなります。修理方法には送付修理や出張修理があるため、職場で手配しやすい方法も選定のポイントになります。中古選びは、中古シュレッダーの選び方で詳しく紹介しています。
搬入設置と保守で、大型機を使いやすくする
大型の業務用シュレッダーの導入は、本体選びと合わせて、搬入経路や設置場所を整理しておくとスムーズです。入口・通路の幅、エレベーターの寸法、階段や段差を事前に伝えることで、必要な搬入作業を検討できます。
特に大型機種は、当店では搬入設置サービスを利用していただきます。重量や経路に合った作業で搬入できるので、大型機の導入を安心して進められます。旧機の引き取りも相談いただくと、入れ替えの段取りをまとめて考えられます。
設置場所では、本体寸法に加え、扉の開閉やくず箱の取り出し、ゴミ袋の交換に使う空間も確保しましょう。ゴミ捨てをしやすい配置にすると、導入後の日常作業も楽になります。搬入設置・階段作業・旧機の引き取りは、それぞれの作業内容と費用を見積もりで整理できます。
長期のサポートを重視する方には、5年保守付きのUD-F55S-Lがおすすめです。メーカーの本体保証1年に加え、当店の販売価格には5年間、年3回までの無料出張修理が含まれます。故障時の連絡先と対応方法が決まっているので、業務を続けるための備えとしても役立ちます。
この5年保守は、定期点検の訪問を伴わない、故障時の出張修理サービスです。日々のゴミ捨てやメーカー指定のお手入れを続けながら、必要なときには出張修理を利用できます。
お手入れには、メーカー指定のオイルやメンテナンスシートを使用します。食用油や可燃性スプレーは代用せず、機種に適した消耗品を選びましょう。オートクリーニング機能と定期的なお手入れを合わせることで、刃まわりを整えながら使えます。機種に応じた方法は、シュレッダーのメンテナンスで紹介しています。
自社の条件に合う業務用シュレッダーを選ぼう
業務用シュレッダーは、予算と利用人数を目安に候補を絞り、処理する書類に合うセキュリティ性能を選ぶと判断しやすくなります。容量・細断枚数・速度・連続運転時間を合わせて比較すると、日々の作業に合う一台が見えてきます。
さらに、静音性や細断できるもの、搬入設置、導入後の保守まで考えておくと、職場での使いやすさにつながります。買い替えでは「ゴミ捨てを楽にしたい」「まとめ処理を速くしたい」など、今より便利にしたい点を選定に取り入れましょう。
条件が決まっている方は、各商品ページや販売中の業務用シュレッダーをご覧ください。容量や細断枚数から探す場合は、かんたんシュレッダー検索も便利です。
使用人数・予算・現在の型番・処理する書類が分かれば、エーワンへご相談ください。搬入設置や旧機の引き取りも含め、職場に合う製品選びをお手伝いします。選定の途中で知りたいことは、シュレッダー選びのQ&Aでも紹介しています。