業務用コピー機はどう選ぶ?中古でも質の良い一品を簡単に見つける方法
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業務用コピー機を選ぶとき、価格だけで選んでいませんか?
業務用のコピー機を格安で導入する方法として、中古を購入するということが挙げられます。
この記事では、粗悪品も多い中古品のなかから、品質の高い業務用コピー機を簡単に見つける方法をお伝えします。
目次
- 業務用コピー機の導入方法とは? ・リース
- 品質を左右する「カウンタ枚数」とは? ・「カウンタ枚数」確認する方法
- まとめ
・レンタル
・中古の購入
・「カウンタ枚数」で選ぶ時の注意点
・狙い目は、カウンタ10,000枚前後の業務用コピー機
業務用コピー機の導入方法とは?
初めて業務用コピー機を導入するとき、大きくわけて3つの導入方法があげられます。
1つがリース。リース会社と契約し、毎月リース料金を支払い、コピー機を利用する方法

業務用コピー機の導入方法として、リースが挙げられます。
リース会社と契約して、毎月定額のリース料金を支払うことで、コピー機を利用します。
リース契約ができるのは新品のみで、中古のリースはできないのが通例です。
リースのメリットは、まとまった現金を用意せずに、最新機能を搭載したコピー機を導入できることが挙げられます。デメリットは、リース契約は一般的に5~6年となり、その期間リース料金を支払い続ける上、保守サービスの契約も必須となるため、総額の導入費用が高額になることが挙げられます。
関連記事:コピー機はリースがおすすめ?メリットやデメリット、料金、価格相場をご紹介
2つ目がレンタル。販売店と契約し、毎月レンタル料金を支払うことで、コピー機を利用します

2つ目は、業務用コピー機をレンタルして導入する方法があります。
コピー機を貸し出す販売店と直接契約し、毎月定額のレンタル料金を支払うことで、コピー機を利用します。
レンタルのメリットは、短期間で契約ができ、いつでも自由に解約できる点や、リースのような煩わしい審査がなく、必要な時にすぐに利用できる点が挙げられます。
デメリットは、毎月のレンタル料金が、リース料金と比べると高額になる点です。レンタル期間が短いほどその差は大きく、高額になります。またレンタルできるコピー機は販売店で予め決められているため、限られたラインナップの中から、コピー機を選ばなければならない点が挙げられます。
関連記事:コピー機リースとレンタルどっちがお得?メリット・デメリット、料金比較を大公開
最後の3つ目が、中古の購入です。中古の販売店から、業務用コピー機を一括購入して利用をします。

3つ目が業務用コピー機を中古で購入する方法です。中古の販売店に、現金やクレジット、銀行振り込みで支払いをして購入します。
メリットは、総額の導入費用がリースに比べて格段に安いことが挙げられます。安いものであれば、5万円前後から購入できます。
デメリットは、市場に粗悪品が流通している点です。整備や販売方法が体系化されていないため、改善はされているものの、品質の劣悪なコピー機が平気で店頭に並べられ、取り引きされている実情があります。
ユーザーは膨大な中古品の中ら品質の良し悪しを見極めて業務用コピー機を見つけないといけません。
このような話を聞くと、業務用コピー機を中古で購入するのは難しそうと思われるでしょうが、実はどなたでも簡単に品質の良し悪しの見当をつけることができます。
品質を左右する「カウンタ枚数」とは?
業務用コピー機を中古で購入する場合、品質の良し悪しは、カウンタ枚数でおおよそ見当をつけることができます。
カウンタ枚数とは、コピー機が今まで印刷した総枚数のことです。機械にモノクロで印刷した枚数とカラーで印刷した枚数それぞれが記録されています。
例えば検討しているコピー機に「カウンタ:25,000枚」と案内が出ていた場合、コピー機から25,000枚を印刷したことを表しています。
中古OA市場では、一般的にカウンタ枚数が少ない方が、品質が良いとされています。
当社は累計10万台以上の業務用コピー機を販売していますが、カウンタ枚数が少ない機械ほど、品質を左右する消耗部品の損耗が少ないという結果が出ています。
業務用コピー機を中古で購入する時、品質にこだわるのであれば「カウンタ枚数」で目安をつけることができます。
「カウンタ枚数」確認する方法
業務用コピー機のカウンタ枚数を手っ取り早く確認する方法は、販売店のウェブサイトです。
コピー機の案内ページで「カウンタ」という表記で「カウンタ枚数」が記載されていたり、「カウンタ枚数」を表示した操作パネルを撮影した写真で案内されていたりします。
普通に購入するとカウンタ枚数は特に説明されない場合があるので、必ず購入する際に確認をするようにしましょう。

「カウンタ枚数」で選ぶ時の注意点
中古OA市場では、伝統的に「カウンタ枚数」を見せない文化があります。
そのため、ウェブサイトや店頭でも確認できないことが多いです。
理由は3点ほど考えられます。
1つは、「カウンタ枚数を理由にした値引き交渉を避けるため」。
2つ目は、「品質の良し悪しをカウンタ枚数で判断されたくないため」。
最後の3つ目は、信じられないことですが「カウンタ枚数を確認する技術を持っていないため」です。
一部の機械で「カウンタ枚数」の確認には、特殊な知識と技術を要するため、それを持ちえない販売店は、カウンタ枚数を案内することができないのです。
大抵の販売店は、質問をすれば「カウンタ枚数」を教えてくれます。案内がされていない場合は尋ねてみましょう。
狙い目は、カウンタ10,000枚前後の業務用コピー機
当社の長年の経験から中古の業務用コピー機は、「カウンタ10,000枚」前後の機械が、品質が良い傾向にあります。ちなみに、「カウンタ10,000枚」前後のコピー機を業界では、低カウンタコピー機と呼ばれています。
低カウンタコピー機の良い点は、以下の3つ挙げられます。
1.印字品質が非常に良い点。
2.紙詰まりなどをはじめとしたトラブルなどが少ない点。
3.外装状態はもちろんのこと、機械内部も綺麗な点。
低カウンタコピー機は、非常に気持ち良く使い始めることができる上、快適な状態で長く使い続けることが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
専門性が高く商品選びに苦労するOA機器が、さらに中古になると品質の良し悪しまで調べないとなりません。
しかし、ポイントだけ押さえれば、さほど手間をかけずに、予算内で理想の機器を導入することができます。
業務用コピー機を中古で購入する際は、まずは「カウンタ枚数」で目安をつけて、品質の良し悪しを確認してみましょう。
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