まもなく部品供給終了…シャープMX-2600FNからの買い替えにお勧めカラーコピー機
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コピー機は販売後も一定期間機器の修理、保守が行えるように部品供給期間が設けられています。この期間が終了するとメーカーでも対応してもらえない可能性があるため注意が必要です。今回はコピー機における部品供給期間に関する注意点についてご紹介します。また、2020年6月に部品供給期間が終了するシャープ複合機MX-2600FNから買い替えにお勧めのモデルもご案内します。
目次
- コピー機(複合機)の部品供給期間とは
- 2020年6月に部品供給期間が終了するシャープカラー複合機
- 部品供給期間を過ぎたコピー機はもう使えない?
- MX-2600FNからの買い替えにお勧めのカラー複合機
- まとめ
MX-2600FN/MX-3100FN/MX-2301FN
コピー機(複合機)の部品供給期間とは
部品供給期間とは機械の修理に必要な部品や消耗品をメーカーで保有している期間の事です。メーカーや機種によっても異なりますが、期間は5年~7年程度と言われています。
この期間中は部品や消耗品をメーカーで保有しているため、コピー機が故障した場合でも修理が可能です。部品供給期間終了後も在庫があるうちは対応してもらえますが、それが尽きると修理は出来なくなってしまいます。

2020年6月に部品供給期間が終了するシャープ複合機
シャープのコピー機(複合機)では以下の機種が2020年6月に部品供給期間の満了が予定されています。
2020年6月に部品供給期間終了
- MX-2600FN/MX-3100FN 発売年月2008年7月
- MX-2301FN 発売年月2009年7月
部品供給期間が終了後は部品の在庫がいつ無くなるかわかりません。現在、上記の機種をお使いの方はご注意ください。
部品供給期間を過ぎたコピー機はもう使えない?
部品供給期間が終了してもメーカーで修理部品の在庫があるうちは対応してもらえるでしょう。しかし、消耗品のトナーの在庫が無くなってしまうとそうはいきません。
保守サービスでしっかりメンテナンスをしてもらい正常に動いていたとしても印刷に欠かせないトナーがなければコピー機を使い続けることは出来なくなってしまいます。
MX-2600FNからの買い替えにお勧めのカラー複合機
MX-2600FNシリーズはコピー、ファクス、プリンター、スキャナーを搭載し毎分26枚の印刷が可能です。基本機能が一通り使えてそこそこの印刷速度、業種を問わず小規模~中規模の様々なオフィスに対応できる定番モデルでした。
現在、シャープから様々なモデルが発売されていますが、MX-2650FVシリーズが定番モデルとして挙げられます。

MX-2650FVの基本機能とMX-2600FNとの性能比較
搭載機能:コピー、FAX(ファクス)、プリンター、カラースキャナー
印刷速度:26枚/分
基本機能自体は旧型機も現行機も差はありませんが、性能面や使い勝手において、現行機は飛躍的に進化しています
MX-2650FV |
MX-2600FN |
|
機能 |
コピー、FAX、プリンター、カラースキャナー |
|
最大用紙サイズ |
A3 |
|
印刷速度 |
26枚/分(A4) |
|
ウォームアップタイム |
10秒 |
60秒以下 |
ファーストコピータイム |
フルカラー:6.7秒 モノクロ:4.7秒 |
フルカラー : 8.9秒 モノクロ : 6.0秒 |
原稿読み取り速度(A4 片面) |
80枚/分 |
50枚/分 |
本体サイズ |
幅608×奥650 /約81kg |
幅815×奥行695 /約113kg |
起動や印刷、スキャンなどに掛かる時間が大幅に短縮されました。特にウオームアップタイム(電源を入れてから使えるようになるまでの時間)は約1/6も短縮され待ち時間によるストレスを感じることなくコピー機を利用することができます。
また、本体サイズも省スペース化が図られ設置スペースを節約できるようになりました。重量も軽くなったので移動もスムーズに行えるようになりました。
MX-2650FVのその他の特長的な機能
直観的な操作が出来る操作パネル
10.1インチの大型液晶パネルを採用し従来機から視認性が大幅に向上しています。実行したい機能が一目でわかるのが特徴です。
無線LAN接続に対応

無線LANに対応したことでコピー機とパソコンをケーブルで接続する必要がなくなりました。設置場所を、ケーブルが必要ないので配線周りもスッキリさせることができます。
また、モバイル端末と無線LANでの連携も可能でスマートフォンやタブレット内の文書を印刷したり、スキャンしたデータを端末に転送することも出来るようになりました。
昨今、オフィスでもモバイル端末を利用することが増えてきているので、コピー機の活用方法がさらに広がってきています。
MacOSに標準対応

MacOSのパソコンから印刷を行うにはポストスクリプト(Adobe PostScript3)が必要です。
旧型モデルにはこのポストスクリプトが搭載されていないため、MacOSのパソコンで使うにはオプションとして追加する必要がありました。
現行モデルのMX-2650FVにはポストスクリプトが標準で搭載されているため、MacOSのパソコンからも正確かつ高品質なプリントが行えるようになりました。
まとめ
- コピー機(複合機)の部品供給期間とは
メーカーで修理に必要な部品を保有している期間。期間の長さ製造終了から5~7年程度 - 2020年6月に部品供給期間が終了するシャープカラーコピー機(複合機)
MX-2600FN/MX-3100FN、MX-2301FN - 部品供給期間を過ぎたコピー機はもう使えない?
修理部品、消耗品の在庫次第。トナーがなくなったら壊れてなくても使用不可。 - MX-2600FNから買い替えにお勧めのコピー機2020年現行モデルMX-2650FVシリーズがお勧め!
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