
シュレッダーを選ぶ時に必ず出てくる質問・疑問まとめ
自分専用で使う家庭用シュレッダー、会社のみんなで使う業務用シュレッダー。
どちらの機械を選ぶのも一苦労です。
どのショップも、本当に聞きたいこと、確認したいことは載っていないし、分からない。
そんなことはありませんか?
そこで、シュレッダーを選ぶ時によく出る疑問や質問にまとめて回答します。
目次
- ゴミ袋は何を用意すればいいですか?
- ゴミ袋の交換が面倒。良い方法はありますか?
- シュレッダーにかけた紙ゴミの捨て方を教えて下さい。
- ホッチキスは、そのまま細断できますか?
- クリップは、そのまま細断できますか?
- 家庭用と業務用の違いを教えて下さい。
- 紙詰まりは困る。良い方法はありますか?
- くずの細断寸法(サイズ)は、どのくらい細かければいいですか?
- クロスカットとマイクロカットってどっちがいいですか?
- オートフィードシュレッダーって何ですか?
- シュレッダーは、何が細断できますか?
Q.ゴミ袋は何を用意すればいいですか?
シュレッダーは、市販品の半透明のゴミ袋が利用できます。ただし、ゴミ袋をセットして利用ができない製品もありますので、購入前に製品の仕様を確認しましょう。
また、シュレッダー専用のゴミ袋を利用すると、くずが飛び散らず、ゴミ捨てが楽になるのでおすすめです。
Q.ゴミ袋の交換が面倒。良い方法はありますか?
ゴミ袋の交換の手間を減らすには、以下の3つを見直してみましょう。
- ゴミ箱の容量が大きなシュレッダーを選ぶ
- シュレッダー専用のゴミ袋を選ぶ
- ゴミ袋の交換が楽なシュレッダーを選ぶ
1.ゴミ箱の容量が大きなシュレッダーを選ぶ
会社の従業員数や使用頻度に対して、シュレッダーのゴミ箱の容量が小さいと、すぐにゴミ袋を交換することになって面倒です。会社の従業員数に適した製品を選ぶようにしましょう。
以下のページで、従業員数に適した業務用シュレッダーを選ぶポイントをまとめています。
2.シュレッダー専用のゴミ袋を選ぶ
ゴミ袋を交換する時にストレスなのが、袋の中の細断くずが飛び散ることです。
シュレッダー専用のゴミ袋を利用すると、くずの飛散をかなり軽減できるので、大変おすすめです。
3.ゴミ袋の交換が楽なシュレッダーを選ぶ
ゴミ袋を直接装着する設計のシュレッダーを選ぶと、交換作業が楽になります。
当社でご案内中のフェローズのシュレッダーは、くずが飛散し難く、重いゴミ袋も簡単に取り出せる設計になっています。本商品なら、ゴミ袋の交換に関わる全てのストレスから解放されます。
Q.シュレッダーにかけた紙ゴミの捨て方を教えて下さい。
市区町村、自治体が契約している業者によって紙ゴミの捨て方は変わります。
資源ゴミとして出せるケースもある一方、細かく細断された紙ゴミは、再資源化し難いため、一般ゴミ(日常ゴミ)として捨てるように取り決めがある自治体もあります。
詳しくは、市区町村のホームページで確認しましょう。
Q.ホッチキスは、そのまま細断できますか?
ホッチキス(ホチキス)留めした資料は、対応シュレッダーであればそのまま細断が可能です。最近のシュレッダーの多くが、会社でよく使用される「10号(8mm幅)」サイズの針の細断に対応しています。
10号より大きな針は、業務用シュレッダーでもかなり性能が高い製品でないと細断できません。
参考情報:ホッチキスの細断に対応したシュレッダー
Q.クリップは、そのまま細断できますか?
ゼムクリップで留めた資料は、対応シュレッダーで細断が可能です。対応のシュレッダーであればゼムクリップを外さずそのまま投入しても故障の心配はありません。
参考情報:ゼムクリップの細断に対応したシュレッダー
Q.家庭用と業務用の違いを教えて下さい。
家庭用シュレッダーと業務用シュレッダーの一番の違いは、処理能力と耐久性です。
家庭用シュレッダーが同時に細断できる枚数は、10枚未満です。細断スピードも非常に遅く、処理能力が低いです。
一方、業務用シュレッダーは、同時に20枚以上の紙をまとめて細断できる上、細断スピードも速いため、処理能力は非常に高くなります。
耐久性も全く違います。
家庭用シュレッダーは、仕様を守らないと簡単に壊れてしまい、修理ができない製品も多いです。また、仕様通りに使用したとしても、1年以上使えたら良い製品と出会えたと考えましょう。
一方、業務用シュレッダーは、製品を構成する部品の品質が高いため、ちょっと手荒な使用をしても簡単に壊れることはありません。購入価格で10万円を超えるような製品になると、メンテナンスなしで5年以上は、しっかり使用できます。
目安として、新品販売価格で5万円を超えるシュレッダーになると、部品の質が高くなり、耐久性が高くなる傾向にあります。
Q.紙詰まりは困る。良い方法はありますか?
シュレッダーの紙詰まりは、以下の3つの方法で防止できます。
- 定格細断枚数で処理をする
- 月2回程度、メンテナンスをする
- 紙詰まり防止機能が付いた製品を利用する
1.定格細断枚数で処理をする
紙詰まりの一番の原因は、紙の入れ過ぎです。シュレッダーの仕様である「定格細断枚数」を守って処理を行えば、紙詰まりのほとんどを防ぐことができます。
2.月2回程度、メンテナンスをする
月に2回、定期的なメンテナンスを行い、シュレッダーの刃に付いた紙粉を落とすことで、紙詰まりの発生を抑制できます。
シュレッダー専用のメンテナンスオイルやメンテナンスシートを利用するのが、簡単でおすすめです。
3.紙詰まり防止機能が付いた製品を利用する
紙の入れ過ぎを防止する機能が付いたシュレッダーを利用すると、紙詰まりがほとんど発生しません。
フェローズ社のシュレッダーには、投入した紙の量を検知するセンサーが付いており、紙の量が多過ぎると細断できない仕様になっています。
Q.くずの細断寸法(サイズ)は、どのくらい細かければいいですか?
紙に記載されている情報によって、推奨の細断寸法があります。
セキュリティレベル |
適応する情報事例 |
細断面積および細断幅 |
レベル7 |
面積5mm平方メートル以下のマイクロカット かつ、幅1mm以下 |
|
レベル6 |
面積10mm平方メートル以下のマイクロカット かつ、幅1mm以下 |
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レベル5 |
機密文書
(例:設計図、戦略資料)
|
面積30mm平方メートル以下のマイクロカット
かつ、幅2mm以下
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レベル4 |
重要文書
(例:マイナンバー、財務情報、社員情報)
|
面積160mm平方メートル以下のクロスカット
かつ、幅6mm以下
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レベル3 |
取扱注意文書
(例:注文書、売上データ)
|
面積320mm平方メートル以下のクロスカット
または、幅2mm以下のストレートカット
|
レベル2 |
内容文書
(例:社内通信、社内メモ)
|
面積800mm平方メートル以下のクロスカット
または、幅6mm以下のストレートカット
|
レベル1 |
一般文書
(例:一般メモ、チラシ)
|
面積2,000mm平方メートル以下のクロスカット
または、幅12mm以下のストレートカット
|
当社では、「情報漏えいをしたくない」、「情報を復元できないようにしたい」というご要望をお持ちのお客様には、2mmで細断できるマイクロカットシュレッダーをおすすめしています。
Q.クロスカットとマイクロカットってどっちがいいですか?
経営資料、財務帳票、個人情報の処理がメインの場合は、2mmで細断ができるマイクロカットシュレッダーをおすすめします。
細断寸法が2mmより大きくなると、資料のレイアウトによっては、細断しても記載されている情報が判読できてしまうことがありますので注意が必要です。
単に紙をカットしたいということであれば、どの細断寸法(サイズ)でカットするクロスカットシュレッダーでも問題ありません。
Q.オートフィードシュレッダーって何ですか?
専用のトレイに用紙をまとめてセットすると、自動で紙を投入口に送って、細断をするシュレッダーです。自動細断シュレッダーとも呼ばれています。
一度用紙をセットしてしまえば、後は自動で処理をしてくれるので、時間を有効活用できます。
この点が注目され、大変人気のシュレッダーとなっています。
ちなみに、オートフィードシュレッダーは、製品によって紙を送る方法が異なります。これは、紙詰まりの発生のしやすさに関わります。
当社では、比較的紙詰まりに強い製品を厳選して販売しています。
参考情報:人気のオートフィードシュレッダー
Q.シュレッダーは、何が細断できますか?
メディア細断に対応しているシュレッダーであれば、紙以外に、CDやプラスチックカードの細断ができます。
また、最新モデルでは、従来は禁止されていた、ラベル付きのハガキや宅配便の送り状が付いた厚紙封筒をそのまま細断できる製品も発売されています。
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