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中古シュレッダーって実際どうなの?家庭用と業務用の違い

中古シュレッダーの購入を検討したことはありますか。


ヤフオクやメルカリなどを通じて、個人間の取り引きが当たり前になり、中古シュレッダーの流通量が増えています。


格安、激安の中古シュレッダーですが、購入する前に、中古品の特徴を理解しておくことが大切です。


そこで、家庭用と業務用それぞれで異なる、中古ならではの特徴と選び方をご紹介します。

目次

  1. 家庭用の中古シュレッダーの特徴
  2. 家庭用の中古シュレッダーの選び方
  3. 業務用の中古シュレッダーの特徴
  4. 業務用の中古シュレッダーの選び方
  5. 中古でおすすめの業務用シュレッダー
  6. 【豆知識】中古シュレッダーの買取金額の相場
  7. まとめ

家庭用の中古シュレッダーの特徴

家庭等中古シュレッダーの特徴


ヤフオクなどのオークションサイトや、メルカリやジモティーなどのフリマサイトを通じて、個人間の取り引きが活発になっています。

このような背景もあり、以前はあまり見られなかった、家庭用の中古シュレッダーが市場に流通するようになりました。


この家庭用の中古シュレッダーですが、当社のような業務用シュレッダーの専門店では取り扱いません。理由は、製品が再使用に耐えられないからです。


家庭用シュレッダーは、コストを抑えるために、安い部品を使用しています。

例えば、紙の細断に関わる重要な部品「ギヤ」ですが、素材はプラスチックです。経年の利用で摩耗すると、紙詰まりが起こったり、綺麗に細断できなかったりします。


また家庭用は、業務用のように、内部メンテナンスすることを前提に設計されていないため、プロでも整備が難しいです。


このような理由もあり、家庭用の中古シュレッダーの品質は非常に悪く、元々耐久性も低いため、購入をおすすめしません。


なお、家庭用の中古シュレッダーで流通しやすいメーカーは、アイリスオーヤマ、オーム電機、サンワサプライです。また、フェローズやGBC(アコブランズジャパン)の一部製品も流通することがあります。

参考情報:シュレッダーメーカーの特徴を比較 第1弾!アイリスオーヤマ、コクヨ、フェローズ、ナカバヤシの商品をプロが評価しました

参考情報:シュレッダーメーカーの特徴を比較 第2弾!明光商会、アコブランズジャパン(GBC)、アスカの商品をプロが評価しました

家庭用の中古シュレッダーの選び方

家庭用中古シュレッダーの選び方


家庭用の中古シュレッダーを購入したり、譲ってもらったりすることを検討しているなら、「未使用品(新古品)」であることを確認しましょう。


理由は、前述の通りです。使用済みの製品を選んでしまうと、丈夫でないため、すぐに故障して使えなくなる可能性が高いです。


また、中古シュレッダーを購入するなら、OA機器を取り扱う中古専門店がおすすめです。

業務用製品のプロが目利きをして、販売している家庭用シュレッダーであれば、まず心配ないでしょう。


ちなみに、当社では、家庭用の中古シュレッダーは取り扱いません。

業務用の中古シュレッダーの特徴

業務用中古シュレッダーの特徴


OA機器の中古専門店が整備をして、販売するシュレッダーは、ほぼ全て業務用シュレッダーです。


中古市場で流通量が多い製品の特徴は、新品購入価格50~100万円レベルの高性能、高耐久な製品となっています。具体的には細断力が高く、非常に壊れにくい業務用シュレッダーです。


さらに仕様を細かくご紹介すると、最大細断枚数は50枚以上、ゴミ箱の容量は70L以上の製品が人気です。

2~3日に1回ゴミ箱を交換するくらいの使用頻度で、5年以上は余裕で使える耐久性を備えています。


最も多く流通しているメーカーは明光商会で、続いてナカバヤシとなります。次点で、サカエ、石澤(製作所)、コクヨとなりますが、流通量は多くはありません。


家庭用シュレッダーで知名度の高いアイリスオーヤマや、小規模オフィス向けの製品で実績があるGBC(アコブランズジャパン)、フェローズの業務用シュレッダーは中古市場では、全く人気がなく、流通することもほとんどありません。

参考情報:シュレッダーメーカーの特徴を比較 第1弾!アイリスオーヤマ、コクヨ、フェローズ、ナカバヤシの商品をプロが評価しました

参考情報:シュレッダーメーカーの特徴を比較 第2弾!明光商会、アコブランズジャパン(GBC)、アスカの商品をプロが評価しました

業務用の中古シュレッダーの選び方

業務用の中古シュレッダーの選び方のポイントは、「メーカー選び」と「価格帯の特徴を知る」の2つになります。

【メーカー選び編】明光商会かナカバヤシを選べば間違いなし

業務用の中古シュレッダーを選ぶ最初のステップは、メーカー選びです。

結論から先にお伝えすると、メーカーは、明光商会またはナカバヤシがおすすめです。

抜群の知名度と信頼性を誇る明光商会

明光商会の業務用シュレッダーの特徴


まず、明光商会からご説明します。

明光商会は、中古市場で一番人気があります。

業務用中古シュレッダー=明光商会の業務用シュレッダーと言われるほど知名度、信頼性が高い製品です。


その理由は、品質の高さです。

当社で販売した明光商会の業務用シュレッダーは、販売後1年経っても、故障やトラブルのご相談が限りなくゼロです。

また、当社で整備した明光商会の業務用シュレッダーを、現役で10年以上利用しているお客様がいらっしゃいます。


中古の業務用シュレッダーをお探しなら、明光商会を選べば間違いないでしょう。

参考情報:明光商会の業務用中古シュレッダー

業界No.1の品質を謳える、ナカバヤシ

ナカバヤシの業務用シュレッダーの特徴


続いては、ナカバヤシです。

知名度は明光商会ほどではありませんが、近年業界では、明光商会の業務用シュレッダーより壊れにくく、耐久性が高いと言われています。


その理由は、ナカバヤシが国産だという点です。

明光商会が国内の下請けを切り、海外生産に切り替えたことに対し、ナカバヤシは、未だに国内の自社工場で、熟練工を育成し、開発を続けています。

さらに、部品の調達も国内で行うことで、極めて品質が高い製品に仕上げています。

また、部品調達が国内でできるため、修理やメンテナンスのスピードも格段に速いと言われています。

参考情報:ナカバヤシ製業務用シュレッダーの特徴

【価格帯の特徴編】コストパフォーマンスが高いのは、10~20万円の製品

メーカー選びと同じくらい重要なポイントは、購入価格ではないでしょうか。

当然ですが、皆さん、予算が決まっていますよね。


そんな時、覚えて頂きたいことが、価格帯の特徴です。

中古業務用シュレッダーも、他の製品と同じ様に、新しいモデルになるほど価格は高くなります。

各価格帯と品質の特徴は、以下のようなイメージになります。

5万~10万円未満

5~10万円未満の業務用中古シュレッダーの特徴


旧型製品や訳ありの製品がラインナップされることが多い価格帯です。


まず旧型製品の特徴について。

旧型で価格が安いからと言って、特別壊れやすいというわけではありません。

仕様を守ってご利用頂ければ、しっかり数年はご利用頂けるでしょう。


ただし、古い製品のため、誤った使い方で故障をさせてしまっても、修理ができません。

この辺りが、旧型製品のデメリットと言えるでしょう。


もう1つが、訳ありの製品の特徴です。

よくある訳あり理由は、特徴的な外装です。

経年の利用で、外装に大きな傷があったり、変色をしていたりします。

10万~20万円未満

10~20万円未満の業務用中古シュレッダーの特徴


メーカーの現行モデルまたは準現行モデルの中古品がラインナップされることが多い価格帯です。


現行モデルとは、最新モデルでないですが、メーカーが生産を続けている製品で、市場の浸透度が高い業務用シュレッダーです。


メーカーも発売しても売れなければ、すぐに生産を停止します。そのように考えると、発売年から時間が経っている現行モデルほど評判の良い、人気の業務用シュレッダーと言えるでしょう。

また、現行モデルは、故障やトラブルがあっても修理サポートが可能です。


準現行モデルとは、メーカーで生産はしていないですが、1~2世代前の比較的新しい製品のことを指します。


機械の内部や外装の状態も良いため、非常にコストパフォーマンスが高い業務用シュレッダーと言えます。

また、現行モデルと同様に修理サポートが可能な製品となるため、安心感も高いです。


このように、現行モデル、準現行モデルは、品質が高く、故障をしても修理サポートが受けられる上、新品に比べて格段に安い価格で購入できます。


上記のようなメリットがあるため、10~20万円未満の価格帯の業務用中古シュレッダーは非常に人気です。

20万円以上

10~20万円以上の業務用中古シュレッダーの特徴


メーカー最新モデルが、中古でラインナップされる価格帯です。

新品購入価格80~100万円で販売している製品が、20万円台で購入できると考えると、お買い得感が非常にあります。


品質面も当然抜群です。中古と言っても新古品に近いレベルです。ほとんど使用されていない製品が多く、整備をぜずにそのまま販売しても問題ないほどです。


50~100人前後の大規模オフィスで共用し、かつ使用頻度が高くなりそうな場合は、20万円以上の中古業務用シュレッダーがおすすめです。

中古でおすすめの業務用シュレッダー

中古市場で人気が高く、当社でも自信を持っておすすめできる業務用シュレッダーをご紹介します。

明光商会 MSX-F65

明光商会 業務用シュレッダー MSX-F65


MSX-F65は、準現行モデルに分類される、中古市場で大人気の業務用シュレッダーです。人気の理由は、価格の安さと信頼性の高さです。

一本の太い鋼を削り出して刃を成形しているため、家庭用と比較にならないほど、カッターが頑丈です。少しくらい仕様と異なる使い方をしても、簡単には壊れません。

このような大変頼もしい仕様のため、100人以上の大規模オフィスで共用しても十分快適に利用ができます。

明光商会 業務用中古シュレッダー「MSX-F65」

細断方式/サイズ

パワークロスカット/3.9×45mm
最大細断枚数
65枚
連続運転時間
連続
ゴミ箱(ダストボックス)容量
92L

対応用紙サイズ

A3まで
相場価格
130,000~160,000円

参考情報:明光商会 業務用中古シュレッダー「MSX-F65」

明光商会 MSD-F31SF

明光商会 業務用シュレッダー MSD-F31SF


MSD-F31SFは、準現行モデルに分類され、中古市場で多く流通している業務用シュレッダーです。

一度にまとめて細断できる枚数(最大細断枚数)は55枚。細断力が非常に高く、ゴミ箱も大容量です。

2日に1回はゴミ箱を交換する、または、広めのオフィスで共用したい場合などに適した業務用シュレッダーです。

明光商会 業務用中古シュレッダー「MSD-F31SF」

細断方式/サイズ

スパイラルカット/6×14mm
最大細断枚数
55枚
連続使用時間
連続
ゴミ箱(ダストボックス)容量
76L

対応用紙サイズ

A3まで
相場価格
90,000~120,000円

参考情報:明光商会 業務用中古シュレッダー「MSD-F31SF」

明光商会 MSX-DPC65

明光商会 業務用シュレッダー MSX-DPC65


MSX-DPC65は、旧型モデルに分類されますが、未だ現役で中古市場に流通している業務用シュレッダーです。人気のポイントは、コストパフォーマンスの高さです。

MSX-DPC65は、明光商会が栄華を極めた時期に生産された製品で、非常に丈夫で耐久性が高いです。この業務用シュレッダーが、10万円未満で購入できてしまう点が人気です。

中古業務用シュレッダーで人気No.1の「MSX-F65」と同じ細断方式、パワークロスカットを採用しており、まとめてたくさん細断できる上、刃がとにかく頑丈です。

古くても、故障やトラブルが起き難い、信頼できる業務用中古シュレッダーです。

明光商会 業務用中古シュレッダー「MSD-F31SF」

細断方式/サイズ

パワークロスカット/4×45mm
最大細断枚数
65枚
連続使用時間
連続
ゴミ箱(ダストボックス)容量
92L

対応用紙サイズ

A3まで
相場価格
80,000~100,000円

参考情報:明光商会 業務用中古シュレッダー「MSX-DPC65」

【豆知識】中古シュレッダーの買取金額の相場

業務用シュレッダーの買取金額相場イメージ


まずはじめに家庭用シュレッダーの買取金額についてご紹介します。

家庭用シュレッダーは、未使用の新古品でもない限り、買取金額は付きません。未使用品の最新モデルでも数千円レベルの金額になるでしょう。


続いて、業務用シュレッダーの買取金額についてです。

OA機器の中古専門店を調査したところ、業務用シュレッダーの買取金額の相場は、下記の通りとなりました。


平均:1,000~10,000円

流通品:10,000~30,000円

最新・現行モデル:50,000~100,000円


ただし、この買取金額もお店によってかなり違いがあります。

業務用シュレッダーを買い取ってもらうことを検討している場合は、お店選びが重要になります。また、買取金額が付きやすい製品の特徴もあります。

シュレッダーの買取については、下記ページで詳しくご紹介しています。

参考情報:シュレッダーを高額買取してもらう秘訣と相場の買取金額

まとめ

中古シュレッダーの選び方と特徴についてご紹介してきました。


家庭用シュレッダーは、未使用品でない限り、購入はおすすめしない。

業務用シュレッダーは、明光商会とナカバヤシの製品がおすすめ。特にコストパフォーマンスが高い製品が揃っているのが、10~20万円の価格帯の製品。


となります。

記事内で、おすすめの業務用中古シュレッダーをご紹介していますので、ぜひ、参考にして下さい。

なお、業務用シュレッダーの導入について、このサイトからもご相談が可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。


オフィスハードウェアエーワン


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大澤(シュレッダーエンジニア)
大澤(シュレッダーエンジニア)

株式会社エーワンに所属するシュレッダー専門のエンジニアです。明光商会製を中心に数多くの業務用シュレッダーの整備を行い、高い品質の機械を生み出しています。

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