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【メンテナンスマン直伝】中古コピー機(複合機)価格帯の特徴と理想的な購入方法

中古コピー機(複合機)の販売店を覗くと「格安」や「激安」といった煽り文句が飛び込んできます。


皆さんは、価格ごとに、品質や機能に特徴や違いがあることをご存知でしょうか。


今回は、コピー機を知り尽くしたメンテナンスマンが、技術者目線で各価格帯の機械の特徴をご紹介します。


この記事を情報を手に入れれば、「格安」、「激安」の言葉に踊らされず、必要な機能を備えた中古コピー機を購入できます。

目次

  1. 中古コピー機(複合機)価格別の特徴
  2. モノクロ中古コピー機(複合機) 各価格帯の特徴
  3. カラー中古コピー機(複合機) 各価格帯の特徴
  4. 中古コピー機(複合機)の理想的な購入方法
  5. まとめ

中古コピー機(複合機)価格別の特徴

中古コピー機(複合機)の各価格帯の特徴をモノクロ、カラー毎にご紹介します。

まずは比較しやすいように、各価格帯の特徴を表形式にまとめました。


調査対象にした機種は、オフィス向けのA3カラーレーザー、モノクロレーザータイプのコピー機(複合機)となります。


モノクロ中古コピー機(複合機)価格別比較表 

50,000円未満
 50,000~100,000円
100,000~200,000円
品質
×
機能
耐久性
×
修理
×
保守
×
特徴
壊れたら最期。修理ができない激安品
人気の価格帯。搭載機能は限定的。使い勝手は損なわれない格安品
現行・最新モデル。先進機能まで備え、耐久性も抜群


カラー中古コピー機(複合機)価格別比較表 

 50,000~100,000円
 100,000~200,000円
100,000~200,000円
品質
×
機能
耐久性
×
修理
保守
特徴
壊れたら危険。保守も修理も極めて難しい激安品
人気の価格帯。基本機能は全て搭載。修理、保守のサポートも問題なし
現行・最新モデル。先進機能まで備え、耐久性も抜群

モノクロ中古コピー機(複合機) 各価格帯の特徴

モノクロ中古コピー機(複合機)の価格帯は、大きく「50,000円未満」「 50,000~100,000円」「100,000~200,000円」の3つに分けられます。


各価格帯のポイントや特徴を比較しやすいように表形式にまとめました。


モノクロ中古コピー機(複合機)価格別比較表

50,000円未満
 50,000~100,000円
100,000~200,000円
品質
×
機能
耐久性
×
修理
×
保守
×
特徴
壊れたら最期。修理ができない激安品
人気の価格帯。搭載機能は限定的。使い勝手は損なわれない格安品
現行・最新モデル。先進機能まで備え、耐久性も抜群

販売価格 50,000円未満のモノクロ中古コピー機

販売価格 50,000円未満のモノクロ中古コピー機


「激安!」のキャッチコピーで販売している 50,000円未満のモノクロ中コピー機(複合機)は、3世代、4世代以上前の超旧型機械がほとんどです。


購入しやすい価格で魅力的に見えますが、メンテナンスを行う保守サービスが付けられなかったり、修理もできないものばかりです。つまり、壊れたら最期になります。

また、搭載機能はコピーとfaxだけの機械が多く、処理できる作業も限定的です。


中古コピー機の使用経験が長く、「使い切りで構わない」という方以外は、この価格帯の機械は購入しない方がよいでしょう。

販売価格 50,000~100,000円のモノクロ中古コピー機

販売価格 50,000~100,000円のモノクロ中古コピー機


モノクロ中古コピー機(複合機)の人気の価格帯です。


1世代~2世代前の旧型機械が多くラインナップされているので、保守メンテナンスも受けられますし、故障をしても修理が可能です。


搭載機能は、コピー・faxが中心となるものの、メーカーによっては、プリンター、スキャナーまで搭載した機械もあります。

販販売価格 100,000~200,000円のモノクロ中古コピー機

販売価格 100,000~200,000円のモノクロ中古コピー機


この価格帯は、メーカーが新品で生産している現行モデルや最新モデルが中心となります。


新品で実売価格「30~40万」もする機械を中古価格で購入できますので、非常にお買い得です。
当然ながら前ユーザーの使用頻度も少ないため、高品質な機械ばかりです。


また、搭載機能も充実しています。
コピー・fax・プリンター・スキャナーの基本機能に加えて、情報共有機能、ペーパーレス機能、無線LAN対応といった先進機能まで搭載しています。

耐久性も高く、良い状態で使い続けることができます。


唯一の難点が市場流通量があまり多くないため、購入し難いという点です。

カラー中古コピー機(複合機) 各価格帯の特徴

カラー中古コピー機(複合機)の価格帯は、大きく「100,000円未満」「 100,000~200,000円」「200,000~300,000円」の3つに分けられます。


各価格帯のポイントや特徴を比較しやすいように表形式にまとめました。


カラー中古コピー機(複合機)価格別比較表 

 50,000~100,000円
 100,000~200,000円
100,000~200,000円
品質
×
機能
耐久性
×
修理
保守
特徴
壊れたら危険。保守も修理も極めて難しい激安品
人気の価格帯。基本機能は全て搭載。修理、保守のサポートも問題なし
現行・最新モデル。先進機能まで備え、耐久性も抜群

販売価格 100,000円未満のカラー中古コピー機

販売価格 100,000円未満のカラー中古コピー機


この価格帯は、客引き用のキャンペーン商品として、超旧型コピー機がラインナップされます。


メンテナンスを行う保守サービスや修理サービスを提供できない機械ばかりですので、その多くが使い捨てとなります。仮に導入しても故障やトラブルが頻発する可能性も高いです。


そのため、販売価格が100,000円未満のカラー中古コピー機はおすすめできません。

販売価格 100,000~200,000円のカラー中古コピー機

販売価格 100,000~200,000円のカラー中古コピー機


カラー中古コピー機(複合機)の人気の価格帯となります。


価格が安くても、コピー、fax、プリンター、スキャナーの基本機能を搭載していますので、必須の事務作業は全て処理できます。
また、多くの機械が保守や修理などのアフターサービスも可能なので安心です。


この価格帯で品質が高い機械を導入したい場合は、少しお金を出して、「カウンタ枚数」が少ない機械を選ぶと良いでしょう。

関連記事:業務用コピー機はどう選ぶ?中古でも質の良い一品を簡単に見つける方法

販売価格 200,000~300,000円のカラー中古コピー機

販売価格 200,000~300,000円のカラー中古コピー機


カラーコピー機(複合機)のエリートが集まる価格帯とイメージすると分かりやすいでしょう。


ユーザー事情でリースを中途解約した最新コピー機が、未使用に近い状態で中古OA市場に流通すると、この価格帯にラインナップされます。


最新コピー機は、旧世代の不具合を解消しているので、画質、耐久性共にグレードアップしています。本体も非常にコンパクトで設置スペースに困ることはありません。


機能は、現在のワークスタイルに適したものになっているので、仕事をより効率化できます。


購入価格が高いので初期投資は増えますが、故障の頻度が少ないことや仕事の生産性が上がることを考えると、100,000~200,000円価格帯のコピー機より、コストメリットが高くなるでしょう。

中古コピー機(複合機)の理想的な購入方法


長く使える中古コピー機(複合機)を、価格を抑えて購入できる方法をお伝えします。

支払方法はリース不可。銀行振込かクレジットカード決済

中古コピー機(複合機)は、リースで導入することはできません。
中古OA市場では、前払いの銀行振込としている販売店がほとんどです。


ネットで購入する場合は、クレジットカード決済が可能な販売店もあります。
クレジットカード決済であれば、即日売買契約、支払い処理が完了しますので、すぐに機械を発送することが可能です。


急いでいる時は、ネットショップでクレジットカード決済することをお薦めします。

近くの販売店で購入する

昨今の運送業のドライバー不足を背景に、各運送会社の運賃が値上がりをしています。
これに準ずる形で、コピー機の送料も改定されて値上がりをしていますので、ユーザーの費用負担が大きくなっています。


この負担を抑えるために、配送希望先に近い販売店で購入すると良いでしょう。

販売店が自社便で配送できるケースが多いため、送料負担が少なく済みます。


ネットで購入する場合は、運営者情報でお店や倉庫がどこにあるかを確認し、近場の販売店を選ぶと良いでしょう。

使用頻度少ない機械を選ぶ

格安の中古コピー機(複合機)の中でも、なるべく品質の高い機械を選ぶようにしましょう。良い状態で機械を使い始めることができますし、長持ちします。


一般的に品質の高い機械とは、前ユーザーの使用頻度が少ないものです。
コピー機に記録されている「カウンタ枚数」を目安にし、同じ価格帯でも「カウンタ枚数」が少ない機械を購入すると良いでしょう。


「カウンタ枚数」が少ない中古コピー機の選び方は、下記の関連記事でご紹介していますので、参考にしてください。

関連記事:業務用コピー機はどう選ぶ?中古でも質の良い一品を簡単に見つける方法

超旧型の激安中古コピー機は選ばない

激安価格の超旧型中古コピー機(複合機)を選ばないようにしましょう。
モノクロコピー機は「50,000円未満」、カラーコピー機の場合「100,000円未満」が、超旧型の可能性が高い機械です。


超旧型コピー機は、保守メンテナンスや修理ができませんので、壊れたら最期。長く愛用したいと考えている方には全くおすすめできない機械です。


下記の関連記事で、「購入していはいけない超旧型コピー機」をメーカーと型名セットで紹介しているので、参考にしてください。

関連記事:メーカーによって違う?購入してはいけない業務用コピー機のまとめ

カラー中古コピー機(複合機)の狙い目は、販売価格200,000円前後

カラー中古コピー機(複合機)の購入を検討している場合、販売価格200,000円前後がお薦めです。


この価格帯は、比較的製造年が新しい上、前ユーザーの使用頻度が少ない良品が流通しています。


予算を抑えつつも、耐久性が高く、長く使えるカラーコピー機を購入したい場合は、200,000円前後の機械を選ぶと良いでしょう。

まとめ

中古コピー機(複合機)の各価格帯の特徴は理解できましたか。


当社のお客様を調査すると、保守サービスの契約をせずに、機械を購入されるお客様が非常に増えています。


故障した場合は、その都度修理サービスで直し、2~3年ほど使ったら、新しい中古に買い替えています。


高額なリース料金を支払い、5年も同じ機械を使用するより、手頃な購入価格で好きな時に買い替えられる中古コピー機の方が、経済合理性が高いと判断するお客様が多いのだと考えます。


総額の支払いはもちろん、毎月の維持費もしっかり抑えたい方が、中古コピー機を選択しています。


ぜひ今回の情報を参考にして、理想の機械を手に入れてください。


購入価格から選べるモノクロ中古コピー機

5~9万円
10~14万円
15万円以上


購入価格から選べるカラー中古コピー機

10~14万円
15万円以上


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中古コピー機選び はじめてガイド

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和田(OA機器主任エンジニア)

和田(OA機器主任エンジニア)

株式会社エーワンに所属するOA機器の主任エンジニアです。 コピー機を中心にファクスやシュレッダー、紙折り機の整備を10年以上行っています。 コピー機に関する造詣が深く、キヤノン、富士ゼロックス製コピー機の整備技術に長けています。

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