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リコーカラーコピー機の評判は?官庁や自治体で導入される理由

今回は、現在国内No.2のシェアを誇る「リコー」の業務用コピー機の中古OA市場における評判と特徴をご紹介します。

実は最新モデルのコピー機・複合機の場合、メーカー毎には機能や性能に大きな差がなくなってきていますが、中古の場合はメーカー毎に特徴がありますのでリコー製品の特徴を確認していきます。

目次

  1. リコーコピー機の評判
    1. リコーコピー機は、業界No.2
  2. リコーコピー機を他メーカー比較
  3. 中古OA市場では流通量が少ない
  4. 他メーカーの追随を許さない高画質
  5. 故障に強い耐久性
    1. 紙詰まりが少ない
    2. 印字不良が少ない
  6. ペーパーレス機能でコストカット
  7. リコーコピー機の評判まとめ

リコーコピー機の評判

リコーコピー機の評判の良さを計る指標として、国内の出荷台数シェアを確認してみます。

以下のグラフは、IDC Japanがプレスリリースで発表した「国内レーザーMFP/プリンターの2016年ベンダー別出荷台数シェア」の数字です。MFPとは、「Multifunction printer」の略称で、日本では複合機のことを指します。なお、この数字には、中古OA市場の流通量は当然含まれていません。


出典: IDC Japanプレスリリース「2016年 国内レーザーMFP市場動向を発表」(2017年3月30日)

リコーコピー機は、業界No.2

リコーは、キヤノンに次ぐ業界No.2のシェアを誇るコピー機のビッグメーカーです。上記のグラフが示す通り、キヤノン、リコー、富士ゼロックスの上位3社でコピー機(複合機)市場の6割を占めており、近年この状況は変わっていません。

リコーは、業界No.1のキヤノンに比べ、小規模事業者向けの小型機のラインナップが弱いですが、A3カラーの業務用コピー機に関してはラインナップが充実しており、評判も非常に良いです。

リコーコピー機を他メーカー比較

当社でコピー機を整備するエンジニアが、「基本機能」「スピード」「画質」「耐久性」「価格」の項目でメーカー比較を行い、5点満点で点数を付けました。

他メーカーと比較した時のリコーの評価点は以下の通りです。

コピー機 メーカー別比較表

リコー
キヤノン
ゼロックス
シャープ
コニカミノルタ
基本性能
4
4
4
4
4
スピード
4
4
5
4
4
画質
5
4
3
3
4
耐久度
4
3
5
3
5
価格
3
4
2
5
4

中古OA市場では流通量が少ない

続いて、中古OA市場におけるリコーコピー機の流通量を調べました。


2017/3/15 検索キーワード「中古コピー機」でGoogle検索した際に表示される上位10店舗で集計

上記の数字は、Googleを使い「中古コピー機」のキーワードで検索した時に表示される上位10社のメーカー別取扱数を集計したものです。

市場流通量が最も多いシャープと比べると、リコーはかなり取り扱い数が少なくなっていますが、機械の評判が悪いわけではありません。

リコーコピー機は、整備用部品の入手に独自のネットワークが必要で、整備箇所によっては高い技術を要します。そのため、取り扱える販売店が限られており、結果として市場流通量が少なくなっています。

中古OA市場ではリコーコピー機は希少であり、当社でも人気メーカーの一つに数えられます。

つづいて、他メーカーと比較をしたリコーコピー機の3つのポイントを紹介していきます。

他メーカーの追随を許さない高画質


まずリコーコピー機で最も評判の良い点は「画質の良さ」です。業務用コピー機で「画質の良さ」にこだわるのであれば、「リコー」というのが、業界ではお決まりの文句になっています。

複雑な画数の漢字や細かな図形、細い線がくっきり印刷されるのは当然のこと、画質の良さが一番顕著に表れるのが写真印刷です。

色鮮やかかつきめ細やかで、特に階調が豊かな写真については、グラデーションが美しく表現できるので、他メーカーのコピー機で出力したものと比べると差が分かります。

ただし、用途が写真印刷のみの場合は、インクジェットプリンターをお選びいただいた方が良いです。写真印刷の美しさは、いずれの業務用コピー機もインクジェットプリンターには適わないからです。

故障に強い耐久性


画質の良さに次いで、リコーコピー機の評判が良い点が「故障に対する強さ」です。

コピー機でよく発生する紙詰まり・印字不良が少ない点が特徴です。

紙詰まりが少ない

「紙詰まり」とは、機械内部で紙を搬送する途中で起こるトラブルです。

リコ—コピー機は、機械の内部設計がシンプルに作られています。さらに紙を搬送する役割を持つ給紙ローラーが優秀なので、紙詰まりのトラブルが非常に少ないです。

紙詰まりのトラブルは、コピー機で最も多い「イライラ」ポイントとして有名なため、コピー機選びの重要なポイントとなることは間違いないでしょう。

印字不良が少ない

「印字不良」といっても様々な症状がありますが、代表的なものは印刷物に白い線が入るトラブルです。

現在市場に流通しているリコーコピー機は、印字に関わる各種部品が全て一体となり、ユニット化されたことで、組み立て時に起こるヒューマンエラーが起こり難くなったことが、印字不良が少ない要因ではないかと言われています。

ちなみにこの「印字不良」のトラブルを解消する場合、症状の深刻度によっては、10万円以上の修理費用が掛かるケースもあります。

ペーパーレス機能でコストカット


コピー機のペーパーレス機能とは、コピー機で受信したFAXやスキャンしたデータを、印刷せずに画面で確認できる機能です。コピー機の操作パネルや、自席のパソコンで確認できます。

また、リコーのコピー機は、コピー機とパソコンが接続していれば、複雑な設定なしに、パソコン画面でWebブラウザを開いてデータを確認することができます。

この機能は、リコーでは大きく紹介していないので、まだご存知でない方も多いと思います。その手軽さから、スムーズにペーパーレスができるようになります。

ペーパーレスは、オフィスのコスト削減に関わる重要な取り組みですが、社内に浸透させることが難しく、手が出せなかったり、中途半端になってしまうことが起こりがちです。

リコーコピー機であれば、この機能を使うことで、ストレスなくペーパーレスを社内に浸透することができるでしょう。

リコーコピー機の評判まとめ

最後に、リコーコピー機の評判の良いポイントをもう一度まとめました。

  • 写真印刷が優れており、被写体を忠実に印刷できる高画質性
  • コピー機によく発生する「紙詰まり」「印字不良」のトラブルが少ない

  • ペーパーレス機能が使いやすく、ペーパーレスを社内に浸透させやすい

業務用コピー機選びの際に、ぜひ参考にしてください。



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石田(OA機器エンジニア)

石田(OA機器エンジニア)

株式会社エーワンに所属するOA機器エンジニアです。 コピー機の整備技術と知識が非常に高く、取り扱えるメーカーはリコー、コニカミノルタ、京セラ、東芝と主要メーカーを網羅します。

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