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【2019年8月版】リコーカラーコピー機の評判は?官庁や自治体で導入される理由

今回は、現在国内No.2のシェアを誇る「リコー」の業務用コピー機の中古OA市場における評判と特徴をご紹介します。

実は最新モデルのコピー機・複合機の場合、メーカー毎には機能や性能に大きな差がなくなってきていますが、中古の場合はメーカー毎に特徴がありますのでリコー製品の特徴を確認していきます。

目次

  1. リコーコピー機の評判
    1. リコーコピー機は、業界No.2
  2. リコーカラーコピー機を他メーカーと比較
    1. 基本性能を比較
    2. スピードを比較
    3. 画質を比較
    4. 耐久度を比較
    5. 価格を比較
  3. 中古OA市場では流通量が少ない
  4. 他メーカーの追随を許さない高画質
  5. 故障に強い耐久性
    1. 紙詰まりが少ない
    2. 印字不良が少ない
  6. ペーパーレス機能でコストカット
  7. リコーカラーコピー機 注目のサービス
  8. リコーカラーコピー機の評判まとめ

リコーコピー機の評判

リコーコピー機の評判の良さを計る指標として、国内の出荷台数シェアを確認してみます。

以下のグラフは、IDC Japanがプレスリリースで発表した「国内レーザーMFP/プリンターにおける2017年のカンパニー別出荷台数シェア」の数字です。MFPとは、「Multifunction printer」の略称で、日本では複合機のことを指します。なお、この数字には、中古OA市場の流通量は当然含まれていません。


国内レーザーMFP/プリンターにおける2017年のカンパニー別出荷台数シェア

出典: IDC Japanプレスリリース「2017年 国内レーザーMFP/プリンター市場概況を発表」(2018年4月24日)

リコーコピー機は、業界No.2

リコーは、キヤノンに次ぐ業界No.2のシェアを誇るコピー機のビッグメーカーです。上記のグラフが示す通り、キヤノン、リコー、富士ゼロックスの上位3社でコピー機(複合機)市場の6割を占めており、近年この状況は変わっていません。

リコーは、業界No.1のキヤノンに比べ、小規模事業者向けの小型機のラインナップが弱いですが、A3カラーの業務用コピー機に関してはラインナップが充実しており、評判も非常に良いです。

リコーカラーコピー機を他メーカーと比較

当社でコピー機を整備するエンジニアが、「基本機能」「スピード」「画質」「耐久性」「価格」の項目でメーカー比較を行い、5点満点で点数を付けました。

他メーカーと比較した時のリコーの評価点は以下の通りです。

コピー機 メーカー別比較表

リコー
キヤノン
ゼロックス
シャープ
コニカミノルタ
基本性能
4
4
4
4
4
スピード
4
4
5
4
4
画質
5
4
3
3
4
耐久度
4
3
5
3
5
価格
3
4
2
5
4

リコーカラーコピー機の基本性能を比較

リコーカラーコピー機の基本性能


コピー機の代表的な機能であるコピー、ファクス、プリンター、スキャナーについては、他メーカーと比較しても劣るところはなく、「使いやすい」という評価になりました。

製品のモデルが新しくなるほど、メーカー毎の差は縮まり、どのメーカーのコピー機を選んでも、コピーやプリンター機能は同じような機能が搭載されています。


使いやすさを左右する操作パネルについては、物理ボタンを廃止し、全面タッチパネルを採用しています。

利用者の特性に合わせて、画面をカスタマイズでき、スマホ感覚で操作するようになっています。

ただしこの点についても、他メーカーも同様です。


コピー機の基本性能については、リコーならではの特徴は無く、どのメーカーを選んでも使い勝手は変わらないと言えます。

リコーカラーコピー機のスピードを比較

リコーカラーコピー機のスピード


リコーカラーコピー機のスピードは、他のメーカーと同様に評価が高くなりました。

ちなみに、コピー機のスピードに関わる仕様は主に「連続複写スピード」、「ファーストコピータイム」、「ウォームアップタイム」が挙げられます。


「連続複写スピード」は、一番イメージしやすい仕様で、1分間で印刷できる速度を表します。速ければ速いほど、短時間で大量に印刷できます。


「ファーストコピータイム」とは、コピー機が立ち上がっている状態で、スタートボタンを押した後、最初の1枚が出力されるまでに掛かる時間のことです。


「ウォームアップタイム」は、コピー機がスリープ状態(省エネモード)から、ボタンを押して復帰し、操作ができる状態になるまでの時間を表します。

この「ウォームアップタイム」の速さは、コピー機のイライラに関わる一番の要因と言われており、一昔前までは、復帰するまで数分間待たされることがありました。


リコーカラーコピー機の最新モデル「IMシリーズ」では、ウォームアップタイムが約20秒まで縮まっており、ストレスフリーで使用できます。

リコーカラーコピー機の画質を比較

リコーカラーコピー機の画質


リコーカラーコピー機の画質は、業界の2強であるキヤノン、富士ゼロックスを抑えて、最も高い評価となりました。

何よりカラー写真の印刷の評価が高く、比較対象のコピー機の中で最も美しく出力されました。


ちなみに中古品でも、リコーカラーコピー機は画質の評判が良いため人気です。特に現在中古で流通し始めた現行モデルの「MP C0004シリーズ」は、当社でも品薄が続いています。

リコーカラーコピー機の耐久度を比較

リコーカラーコピー機の耐久度


リコーカラーコピー機は、画質に次いで、耐久度の評価も高くなりました。

リコーは、コピー機の故障で最も頭を悩ませる「紙詰まり」の発生が、他のメーカーに比べて非常に少ないです。

また、印刷物に白い線や黒い線が入るような故障も少ない、優れた特長もあります。


「紙詰まり」や「印字不良」は、比較的発生しやすい故障です。症状の深刻度によっては、高額な修理費用が掛かります。


耐久性の高さは、保守契約を結ばずに、ノーメンテナンスで使用することが多い中古ユーザーにとって、最も喜ばれる特長です。この点も、中古業界でリコーカラーコピー機の人気が高い理由となっています。

リコーカラーコピー機の価格を比較

リコーカラーコピー機の価格


リコーカラーコピー機は、値崩れを起こし難く、安く購入するのは難しい傾向にあります。業界では、シャープや京セラが割安感を売りにして、業界3強であるキヤノン、リコー、富士ゼロックスに対抗しています。

中古市場においても、リコーカラーコピー機は流通量が少なく、その希少性も相まって、激安価格で購入できることは稀です。

中古OA市場では流通量が少ない

続いて、中古OA市場におけるリコーコピー機の流通量を調べました。


2017/3/15 検索キーワード「中古コピー機」でGoogle検索した際に表示される上位10店舗で集計

上記の数字は、Googleを使い「中古コピー機」のキーワードで検索した時に表示される上位10社のメーカー別取扱数を集計したものです。

市場流通量が最も多いシャープと比べると、リコーはかなり取り扱い数が少なくなっていますが、機械の評判が悪いわけではありません。

リコーコピー機は、整備用部品の入手に独自のネットワークが必要で、整備箇所によっては高い技術を要します。そのため、取り扱える販売店が限られており、結果として市場流通量が少なくなっています。

中古OA市場ではリコーコピー機は希少であり、当社でも人気メーカーの一つに数えられます。

続いて、リコーカラーコピー機の特筆すべき3つのポイントを紹介します。

他メーカーの追随を許さない高画質


まずリコーカラーコピー機で最も評判の良い点は「画質の良さ」です。業務用コピー機で「画質の良さ」にこだわるのであれば、「リコー」というのが、業界ではお決まりの文句になっています。

複雑な画数の漢字や細かな図形、細い線がくっきり印刷されるのは当然のこと、画質の良さが一番顕著に表れるのが写真印刷です。

色鮮やかかつきめ細やかで、特に階調が豊かな写真については、グラデーションが美しく表現できるので、他メーカーのコピー機で出力したものと比べると差が分かります。

ただし、用途が写真印刷のみの場合は、インクジェットプリンターをお選びいただいた方が良いです。写真印刷の美しさは、いずれの業務用コピー機もインクジェットプリンターには適わないからです。

故障に強い耐久性


画質の良さに次いで、リコーカラーコピー機の評判が良い点が「故障に対する強さ」です。

コピー機でよく発生する紙詰まり・印字不良が少ない点が特長です。

紙詰まりが少ない

「紙詰まり」とは、機械内部で紙を搬送する途中で起こるトラブルです。

リコ—コピー機は、機械の内部設計がシンプルに作られています。さらに紙を搬送する役割を持つ給紙ローラーが優秀なので、紙詰まりのトラブルが非常に少ないです。

紙詰まりのトラブルは、コピー機で最も多い「イライラ」ポイントとして有名なため、コピー機選びの重要なポイントとなることは間違いないでしょう。

印字不良が少ない

「印字不良」といっても様々な症状がありますが、代表的なものは印刷物に白い線が入るトラブルです。

現在市場に流通しているリコーコピー機は、印字に関わる各種部品が全て一体となり、ユニット化されたことで、組み立て時に起こるヒューマンエラーが起こり難くなったことが、印字不良が少ない要因ではないかと言われています。

ちなみにこの「印字不良」のトラブルを解消する場合、症状の深刻度によっては、10万円以上の修理費用が掛かるケースもあります。

ペーパーレス機能でコストカット


コピー機のペーパーレス機能とは、コピー機で受信したFAXやスキャンしたデータを、印刷せずに画面で確認できる機能です。コピー機の操作パネルや、自席のパソコンで確認できます。

また、リコーカラーコピー機は、コピー機とパソコンが接続していれば、複雑な設定なしに、パソコン画面でWebブラウザを開いてデータを確認することができます。

この機能は、リコーでは大きく紹介していないので、まだご存知でない方も多いと思います。その手軽さから、スムーズにペーパーレスができるようになります。

ペーパーレスは、オフィスのコスト削減に関わる重要な取り組みですが、社内に浸透させることが難しく、手が出せなかったり、中途半端になってしまうことが起こりがちです。

リコーカラーコピー機であれば、この機能を使うことで、ストレスなくペーパーレスを社内に浸透することができるでしょう。

リコーカラーコピー機 注目のサービス

最新のリコーカラーコピー機「RICOH IMシリーズ」では、ユーザー自身で機能を拡張できる「RICOH Always Current Technology」という革新的なサービスを採用しています。

RICOH Always Current Technologyとは


このサービスは、コピー機に内蔵されているソフトウェアをネットワーク経由でバージョンアップすることで、最新のコピー機と同じ機能を追加できる仕組みです。


事業内容の変化、それに伴う従業員の仕事の変化によって、コピー機に求められる機能は変わります。今までであれば、コピー機の買い替えを検討せねばなりませんでした。


しかし、リコーの最新コピー機「RICOH IMシリーズ」では、この「RICOH Always Current Technology」を採用したことで、購入時に搭載されていなかった最新機能をリアルタイムに追加することができます。


これにより、コピー機を買い替えなくとも、目の前の機械を最新のコピー機へバージョンアップできるので、会社の事業形態や事業規模に変化があっても柔軟に対応が可能です。


働き方改革が推進されている今、従来型のワークフローでは対応できないことが増々増えています。従業員の働き方や業務環境が変わっても、高い生産性は求められます。


環境の変化に合わせて、機能を柔軟に拡張できる「RICOH Always Current Technology」および「RICOH IMシリーズ」は、このような社会的な背景でこそ、活躍できるサービスであり、コピー機と言えるでしょう。

参考情報:RICOH AlwaysCurrent Technology

リコーカラーコピー機の評判まとめ

最後に、リコーカラーコピー機の評判の良いポイントをもう一度まとめました。

  • 写真印刷が優れており、被写体を忠実に印刷できる高画質性
  • コピー機によく発生する「紙詰まり」「印字不良」のトラブルが少ない

  • ペーパーレス機能が使いやすく、ペーパーレスを社内に浸透させやすい

業務用コピー機選びの際に、ぜひ参考にしてください。


リコーの最新カラー中古コピー機だけを集めました!



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石田(OA機器エンジニア)
石田(OA機器エンジニア)

株式会社エーワンに所属するOA機器エンジニアです。 コピー機の整備技術と知識が非常に高く、取り扱えるメーカーはリコー、コニカミノルタ、京セラ、東芝と主要メーカーを網羅します。

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