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複合機(コピー機) 保守サービスの契約の種類まとめ

複合機(コピー機)の保守サービスを検討している皆さんは、契約の種類が複数あることをご存知でしょうか。


契約の種類は4つ。

カウンター保守」、「トナーキット保守」、「年間保守」、「スポット保守(修理)」となります。


しかし、4種類の中から好きな契約を選ぶことはできません。

選ぶ機械、またはメーカーや販売店によって、契約の種類は決まってしまいます。


この記事では、契約毎のサービス内容とメリット、デメリットをご紹介します。


販売店に言われるがまま契約して損をしないよう、ぜひご一読ください。

目次

  1. 保守サービスとは

  2. カウンター保守

  3. キットトナー保守

  4. 年間保守

  5. スポット保守

  6. まとめ


保守サービスとは

定期点検、出張修理、トナーの補充


契約の種類を説明する前に、まず、複合機(コピー機)の保守サービスについて簡単にご説明します。


皆さんは、「機械のメンテナンスをしてくれるサービス」といったイメージを持たれているのではないでしょうか。


複合機の保守サービスの主な内容は、以下の通りです。


  • 機械の定期点検
  • 故障時の出張修理
  • トナーの補充


メーカーまたは販売店と契約し、保守料金を支払うと、これらのサービスを受けることができます。

機械の定期点検

複合機が急に故障しないように、サービスマンを定期的に派遣し、機械を点検したり、クリーニングや調整を行うものです。

故障時の出張修理

複合機が故障した時に、サービスマンを派遣し、現場で機械を修理、復旧するものです。

トナーの補充

トナーが切れる前に、トナーを送ったり、予備トナーが常備された状態になっているものです。

カウンター保守

カウンター保守の契約形態


モノクロ印刷、カラー印刷それぞれに1枚あたりの単価設定がなされ、印刷枚数に応じた保守料金を毎月支払い、保守サービスが受けられる契約形態です。

カラー印刷の方が、単価が高くなります。

カウンター保守サービスの内容

カウンター保守サービスの内容を一覧にまとめました。

機械の定期点検
無料
サービスマンの派遣費用
無料
修理の技術料
無料
トナーの補充
無料
支払い
毎月

カウンター保守サービスのメリット

カウンター保守サービスのメリットは、修理費用が抑えられる点でしょう。

毎月大量に印刷する場合は、後に複合機で発生する故障頻度や症状を考えると、都度修理費用を支払うより、保守料金を支払った方が安く抑えられるケースが多いです。

カウンター保守サービスのデメリット

カウンター保守のデメリットは、毎月の印刷枚数が大きく変動すると、割高になる点です。

突発的に大量印刷が発生すると、その月だけ高額な保守料金が発生してしまい、想定外の支出が発生してしまいます。

キットトナー保守

キットトナー保守の契約形態


専用トナーを購入することで、保守サービスが受けられる契約形態です。

トナーを使用している期間のみ、故障時の修理サービスを無料で受けられます。

修理費用が含まれたトナーを購入すると考えるとイメージしやすいでしょう。

ちなみに専用トナーは、メーカーや正規代理店からしか購入できない上、汎用品トナーは使えません。

キットトナー保守サービスの内容

キットトナー保守サービスの内容を一覧にまとめました。

機械の定期点検
なし
サービスマンの派遣費用
無料
修理の技術料
無料
トナーの補充
有料(高額)
支払い
トナー切れる度に発生

キットトナー保守サービスのメリット

トナーが切れない間は、保守サービスが受けられる点が一番のメリットでしょう。

月々の印刷枚数が少ない方に適した契約形態です。

キットトナー保守サービスのデメリット

トナーの購入費用が高額になる点です。1本あたり4万、高いものですと8万円近くします。

仮に印刷単価で試算すると、1枚あたり10円前後になります。(カウンター保守の相場は、1~3円程度)

月々の印刷枚数が600枚を超えると、キットトナー保守のコストメリットはなくなります。

印刷枚数が600枚を超えるようであれば、カウンター保守またはスポット保守(修理)を選択した方が良いでしょう。


なお、キットトナー保守を選べる複合機は現在ほとんど存在しません。

年間保守

年間保守の契約形態


年間契約の保守料金を支払うことで、保守サービスが受けられるサービスです。

年間保守サービスは、現在ほとんど業界に存在しない契約形態です。

販売店が独自に設計しているものも多く、契約はしたものの、メリットがほとんどない、業界でも評判が良くない契約形態です。

年間保守サービスの内容

年間保守サービスの内容を一覧にまとめました。

機械の定期点検
販売店によって異なる
サービスマンの派遣費用
無料
修理の技術料
無料
トナーの補充
販売店によって異なる
支払い
年払い

年間保守サービスのメリット

販売店のサービス設計によってメリットは変わってきますが、一般的に月々の印刷枚数が多い方におすすめです。

サービス内容が修理サービスに加え、トナーの補充まで含まれている場合は、ランニングコストを抑えることができます。

年間保守サービスのデメリット

デメリットは、販売店によってサービス内容が全く異なる点です。

修理サービスしか提供せず、トナーは購入してもうらといった内容であったり、年間の修理サービスの提供回数が決まっていたりするケースもあります。

年間保守サービスは、契約前にサービス内容を細かく確認する必要があるでしょう。

スポット保守(修理)

スポット保守の契約形態


スポット保守とは、販売店と定期契約を結ばず、機械の故障時に依頼を受け、都度修理サービスを提供する契約形態です。

スポット修理とも言われることも多く、厳密には、一般的な保守サービスの枠組みから外れるサービスとなります。

スポット保守サービスの内容

スポット保守サービスの内容を一覧にまとめました。

機械の定期点検
なし
サービスマンの派遣費用
有料
修理の技術料
有料
トナーの補充
有料
支払い
都度

スポット保守サービスのメリット

サービスを受けるために、保守料金のように継続的に支払いが発生しない点がメリットです。

中古ユーザーが最も使用する契約形態です。

一般的に複合機の修理費用は高額と言われていますが、故障箇所や症状によって大きく変わります。

サービス料金が、総額で2万円も掛からないこともざらにあります。この点が中古ユーザーに指示されている理由と言えます。

スポット保守サービスのデメリット

ユーザーにとって大変使い勝手が良い契約形態ですが、中古複合機のみ契約ができます。

残念ながらリースで導入した新品は、スポット保守を利用することはできません。

また、故障箇所によって、料金が高額になる点がデメリットと言えます。

まとめ

ここまで4種類の契約形態をご紹介しましたが、実質契約できるのは、「カウンター保守」と「スポット保守」と考えて良いでしょう。他の契約形態は、ほぼ業界に存在しません。


最後に、保守サービスの契約は、価格の安さだけで選んではいけないということをご説明します。


保守料金は、機械と同じように、販売店同士でしのぎを削って、値下げ競争が起こっています。


値下げを敢行するには、コストを削らないといけません。

そのため、多くの販売店は、人件費を削りますので、サービス品質の低下が起こります。


例えば「サービスマンによるメンテンナンス回数が少ない」、「依頼してから修理までに時間が掛かる」といったことが起こります。


安さで保守サービスを選んでしまったために、質が悪く、契約した意味がなかったという声を聞くことがあります。


保守サービスの契約を進める時は、「メンテナンスの回数」や「修理受付や対応の時間」をしっかり確認するようにしましょう。


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賈(コピー機エンジニア)

賈(コピー機エンジニア)

株式会社エーワンに所属するコピー機専門のエンジニアです。 シャープ製コピー機の整備を得意としており、知識に裏打ちされた適格なサポートで、お客様より常に高い評価をいただいています。

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