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オフィスや店舗の原状回復で知っておきたい、不用品の廃棄費用相場

オフィス移転で現事務所から退去する際、賃貸人であるビル管理会社との賃貸借契約により、賃借人は、原状回復を行う義務があります。


原状回復工事費用は高額で、相場で坪単価3~10万、ビルの立地や設備によっては、それ以上の費用が掛かると言われています。


工事費用があまりにも高額なため、どうにかして下げられないかと頭を回してしまいますが、実は原状回復には、工事以外でも大きな諸費用が掛かります。


それは、コピー機や事務什器などの不用品の引き取りおよび廃棄費用です。

原状回復工事を行う前に、残置物は全て撤去しなければなりません。


この記事では、原状回復の関連サイトでは詳しく触れられていない、不用品の廃棄処分費用についてご紹介します。

参考情報:オフィス・店舗不用品 引き取り・廃棄バスターズ

目次

  1. オフィスの不用品の引き取りと廃棄について
  2. 廃棄費用が高くなる条件
  3. 廃棄費用相場
    1. コピー機
    2. シュレッダー
    3. 印刷機(輪転機)
    4. プリンター
    5. 事務什器
  4. 廃棄処分費用を削減する方法
  5. まとめ

オフィスの不用品の引き取りと廃棄について

オフィスの不用品の引き取りと廃棄について


次の賃借人が、現オフィスの内装(造作)や機器、設備をそのまま利用する「居抜き」が決まらない限り、現賃借人は、残置物を全て処分した上で、原状回復工事を行い、借りた時の状態に戻さなければいけません。


今回のポイントは、残置物処分。つまり、不用品の引き取りと廃棄についてです。


オフィスの不用品になりやすいものとして、コピー機、レーザープリンター、電話機、シュレッダー、オフィスデスク、オフィスチェア、パーテーションなどが挙げられます。


これらの不用品の引き取りと廃棄は、条件が重なると、とてつもない金額を請求されてしまいます。

廃棄費用が高くなる条件

一般的に、「処分台数が多い物品」、「重量物」、「大型機器」「搬出に解体を要する機器や什器」が、引き取り・廃棄費用が高くなります。

また、下記の条件で、さらに費用が高くなることがあります。

夜間作業で高くなる

不用品引き取りの夜間作業


オフィスや店舗の不用品引き取りは、営業時間の関係で、日中に作業ができないことがほとんどです。そのため、夜間作業費が掛かり、費用がさらに高くなります。

搬出導線が長い、または複雑だと高くなる

不用品の大型機器をカウンター越えで運び出すイメージ


ショッピングセンターなどの大規模施設に構える店舗兼オフィスの不用品を処分する場合、搬出までの導線が長くなります。そのため、搬出作業に時間を要し費用が高くなります。


また、店舗の一部を居抜きするなど、条件付きの物件の場合、造作を傷つけないように搬出をしなければなりません。

例えば厨房機器の場合、カウンターを傷つけないよう、人手で機器を持ち上げて運び出さないとなりません。この場合、追加の特殊費用が発生します。

車輌制限で高くなる

不用品を運ぶトラックの車両制限のイメージ


オフィスビルのルールで、車輌の高さ制限があり、輸送で使用するトラックを搬出口に止められないことがよくあります。

その場合、高さ制限に掛からない車輌を中継し、往復させて運び出す必要があります(ピストン輸送)。

この場合、追加で車輌が必要になるため、車輌の台数分、費用が掛かります。

木が使われている製品やパーテーションは高くなる

木製製品やパーテーション


会議テーブルなど、木が使用されている製品は、廃棄費用が高くなります。

また、間仕切りで使用していたパーテーションは、買取価格が付きにくく、廃棄になることがほとんどです。パーテーションの数が多いと、廃棄費用はその分高くなります。

オフィスの不用品の廃棄費用相場

オフィスの原状回復工事で多く出る、不用品の廃棄費用の相場をご紹介します。


一般的に不用品の引き取り場所と、廃棄業者の拠点の距離が離れるほど、費用が高くなります。

ここでは、引き取り場所と、廃棄業者の拠点が同一の都道府県内あることを条件として、廃棄費用の相場を算出しています。また、夜間作業など、上記で紹介したような特殊作業も発生しないこととして、調査をしています。

コピー機の廃棄費用の相場

フィニッシャー付きのコピー機と、フィニッシャー無しのコピー機の廃棄費用の比較



  • A4コピー機:17,000円~
  • A3コピー機:17,000円~
  • A3コピー機+フィニッシャー付き:20,000円~
  • A2コピー機:21,000円~
  • A2コピー機+フィニッシャー付き:28,000円~


コピー機の廃棄費用は、モノクロとカラーで差はなく、大きさと重量で費用が変わります。

コピー機の場合、フィニッシャーの有り無しで廃棄費用に差が出ます。

フィニッシャーとは、コピー機に取り付けて使用するオプション装置です。フィニッシャーを搭載していると、印刷した紙をホチキス留めしたり(ステープル)、穴あけをしたり(パンチ)、折り加工ができたりします。

シュレッダーの廃棄費用の相場

業務用シュレッダーと家庭用シュレッダーの廃棄費用の比較



  • 家庭用シュレッダー:9,000円~
  • 業務用シュレッダー(40L以上):14,000円~


シュレッダーの廃棄費用は、大きさと重量で変わります。

自席で使用していた小型の家庭用シュレッダーであれば、「小型家電回収ボックス」の利用がおすすめです。

大きさが30cm未満の「電動タイプの家庭用シュレッダー」に限定されますが、小型家電リサイクル法に則り設置された「小型家電回収ボックス」を利用して処分ができます。

「小型家電回収ボックス」は、公共施設をはじめ、家電量販店やショッピングセンターに設置されています。直接持ち込んで、ボックスに投かんすれば無料で処分できます。

印刷機(輪転機)の廃棄費用の相場

二色刷り印刷機と一色刷り印刷機の廃棄費用の比較


  • 印刷機(1色刷り):17,000円~
  • 印刷機(2色刷り):25,000円~


一般的なオフィスではあまり馴染みがないと印刷機(輪転機)。

印刷機は、同じ体裁のチラシを大量に印刷するのに適したOA機器です。


印刷機は、1色刷りと2色刷りの機械で大きさと重量が変わります。2色刷りの印刷機の方が大きくなるので、廃棄費用は高くなります。

プリンターの廃棄費用の相場

不用品の廃棄費用が変わるポイントは、オプションの数、分解する必要性


  • プロッター(大判プリンター):15,000円~
  • オンデマンドプリンター(プロダクションプリンター):50,000円~


プリンターと聞くと、レーザープリンターや卓上型のインクジェット複合機を思い浮かべると思います。

今回例に挙げた機器は、高額な廃棄費用が掛かりやすいプリンターです。


プロッターとは、ロール紙を使用し、A0やA1サイズの大判ポスターを印刷する時に使用するプリンターです。機械が大きいので、廃棄費用は高額になります。


オンデマンドプリンターは、印刷会社で使用されている「大量の注文印刷」に迅速に対応できる大型のプリンターのことです。

このプリンターは、給紙ユニットや製本・紙折り機能など、複数の装置(オプション)を組み合わせて構成されており、大きいものだと幅4mを超えることもあります。

搬出する時に、分解する必要があるため、引き取り費用、廃棄費用とも高額になるケースが多いです。

事務什器の廃棄処分費用の相場

不用品の引き取り費用が変わるポイントは、一度に廃棄する量


  • オフィスチェア:3,000円~
  • オフィスデスク:2,500円~
  • 書庫:2,500円~
  • 会議用テーブル:9,000円~


事務什器の廃棄費用は、機械に比べると大分安く見えます。しかし、廃棄にする数が多くなる傾向にあるため、他の製品と比べた場合、廃棄費用が高額になりやすいです。

廃棄費用を削減する方法


廃棄費用が高いと、驚かれたのではないでしょうか。

この高額な廃棄費用を削減するには、リユース・リサイクルショップに買取で処分してもらう方法が有効です。

お店選びが重要


リユース・リサイクルショップだからといって、どんなものでも買い取れるわけではありません。中古市場で「再販価値がない」ものは買取金額がほとんど付きません。


「再販価値がない」と聞くと、一般的に「壊れているもの」、「古過ぎるもの」と考えますが、ショップによっては「壊れているもの」、「古過ぎるもの」でも買取金額が付くケースがあります。

例えば、専門店であれば壊れていても、整備をして再販できるため、買取金額が付けられます。

つまり、リユース・リサイクルショップごとに「再販価値」のあるなしが変わるということです。


雑多な製品を取り扱うリユース・リサイクルショップの中にも専門店があり、得意な製品があります。

コピー機ならOA機器のリユース専門店に、オフィス家具なら、オフィス家具のリユース専門店に依頼をすると、思いもしない買取金額が付くことがあります。


専門店は、整備できる技術力があり、さらにその製品を必要とするユーザーが集まる専門ショップを持っています。そのため、多少の不具合であっても、付加価値を付けて再販ができるので、買取ができるのです。

参考情報:コピー機(複合機)を高額買取してもらう秘訣と相場金額

買取処分の費用例

上記で紹介した各不用品を、当社で買取処分した場合の費用例をお伝えします。


なお、買取条件は「当社運営ショップで、良品の中古品として販売可能な製品」、「当社営業拠点の一つ、東京都内にある製品の場合」としています。


最新のA3コピー機の場合

処分費用:引き取り無料。さらに当社から買取金額 85,000円~をお支払い


最新の業務用シュレッダーの場合

処分費用:引き取り無料。さらに当社から買取金額 85,000円~をお支払い


最新の大型レーザープリンターの場合

処分費用:引き取り無料。さらに当社から買取金額 75,000円~をお支払い


最新のオフィスチェア20脚の場合

処分費用:引き取り無料。さらに当社から買取金額 100,000円~をお支払い

まとめ

原状回復の関連サイトでは詳しく触れられていない、不用品の廃棄費用と、その削減方法についてご紹介しました。


見積り時は、「一式」などの表記で、不用品の引き取り費用や廃棄費用について細かく把握できないケースがあります。


不用品を廃棄する場合、厳密には機器を搬出する「引き取り費用」と「廃棄費用」の両方が掛かります。


「引き取り費用」は、機器が大きかったり、搬出条件が悪かったりすると金額が極端に高くなります。また、「廃棄費用」は、製品に使われている素材によって大きく金額が変わります。


不用品の処分費用を削減するには、買取をおすすめします。


資産価値がないと思っている製品も、専門のリユース・リサイクルショップにとってはお宝だったりすることは良くあります。


ぜひ、一度、お近くリユース・リサイクルショップに不用品の買取処分の見積りを依頼してみてはいかがでしょうか。


原状回復バスターズ


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株式会社エーワン
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