
メーカーによって違う?購入してはいけない業務用コピー機のまとめ
業務用コピー機の導入費用を手軽に抑える方法として、「中古コピー機」を購入することが挙げられます。
しかし、中古コピー機を価格の安さだけで選んでしまうと必ず大失敗をします。
今回は、激安の業務用コピー機の特徴と、各メーカー・機種別に購入してはいけない中古コピー機をご紹介します。
目次
- 激安超旧型コピー機は壊れたら最期
- 購入してはいけない業務用コピー機とは
- 購入してはいけないキヤノンコピー機
- 購入してはいけないリコーコピー機
- 購入してはいけないシャープコピー機
- 購入してはいけないコニカミノルタコピー機
激安超旧型コピー機は壊れたら最期
中古コピー機の価格は、発売年や品質で変わります。
発売年が新しい機械や品質の高い機械は価格が高く、古い機械や品質の低い機械は価格が安くなります。
そして中古OA市場で粗悪品として流通している激安の中古コピー機は、品質が低いことは当然で、酷いことに壊れたら最期。古過ぎて部品が手に入らないため修理ができないのです。
購入してはいけない業務用コピー機とは
カラーコピー機で、購入価格が「100,000円未満」のものは要注意です。
この価格帯は、超旧型コピー機であることが多いからです。
超旧型コピー機は、現時点で修理ができない、または1〜2年後には修理ができなくなる可能性が高い機械です。
機械を使い潰すと割り切っている方か、中古コピー機の使用経験が豊富な方以外は、手を出さない方が賢明です。
次項からは、各メーカー、機種毎に超旧型で購入をおすすめしない業務用コピー機をご紹介します。
購入してはいけないキヤノンコピー機
中古OA市場で比較的流通量の多いキヤノンは、激安価格の超旧型コピー機が多く流通しています。
中でも以下で紹介する機種名の超旧型コピー機は、市場で根強く流通していますが、購入をおすすめしません。
それは、修理ができない、または1〜2年後には修理ができなくなる可能性が高い機械だからです。
モノクロコピー機とカラーコピー機、それぞれでご紹介します。
モノクロコピー機
キヤノンの超旧型のモノクロコピー機となります。最も古い機種は、2001年8月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- iR1600
- iR1610
- Satera MF7140
カラーコピー機
キヤノンの超旧型のカラーコピー機となります。最も古い機種は、2006年9月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- iR C2880
- iR C3380
- iR C3580
- iR C2550
- iR C3080
- iR C3580
- iR-ADV C2020
- iR-ADV C2030
- iR-ADV C2220
- iR-ADV C2230
- iR-ADV C2218F-V
購入してはいけないリコーコピー機
中古OA市場では流通量の少ないリコーですが、激安価格の超旧型コピー機が未だ流通しています。
先日、以下の機種名の超旧型コピー機を販売している店舗を見つけましたが、購入をおすすめしません。
それは、すでに修理ができない、または1〜2年後には修理ができなくなる可能性が高い機械だからです。
モノクロコピー機とカラーコピー機、それぞれでご紹介します。
モノクロコピー機
リコーの超旧型のモノクロコピー機となります。最も古い機種は、2008年1月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- imagio MP 1300
- imagio MP 1600
- imagio MP 2550
- imagio MP 3350
- imagio MP 4000
- imagio MP 5000
カラーコピー機
リコーの超旧型のカラーコピー機となります。最も古い機種は、2008年6月に発売されています。以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- imagio MP C2800
- imagio MP C3300
- imagio MP C2201
- imagio MP C2801
- imagio MP C3301
購入してはいけないシャープコピー機
中古OA市場で最も流通量の多いシャープ(当社調べ)は、激安価格の超旧型コピー機が非常に多く流通しています。
以下で紹介する機種名の超旧型コピー機は、販売店のキャンペーン商品としてよく使われており、激安価格で流通していますが、購入をおすすめしません。
それは、修理ができない、または1〜2年後には修理ができなくなる可能性が高い機械だからです。
モノクロコピー機とカラーコピー機、それぞれでご紹介します。
モノクロコピー機
シャープの超旧型のモノクロコピー機となります。最も古い機種は、2004年6月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- AR-155
- AR-N202
- AR-163
- AR-205
- AR-267
- AR-317
- MX-M260
- MX-M310
カラーコピー機
シャープの超旧型のカラーコピー機となります。最も古い機種は、2005年11月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- MX-2300
- MX-2600
- MX-2700
- MX-3100
- MX-3110
- MX-3500
- MX-3501
- MX-3501
- MX-3600
- MX-4100
- MX-4101
- MX-5000
- MX-5001
購入してはいけないコニカミノルタコピー機
中古OA市場で非常に流通量の少ないコニカミノルタですが、その中には超旧型コピー機が存在します。
先日の調査で、以下の機種名の超旧型コピー機を販売している店舗を見つけましたが、購入をおすすめしません。
それは、すでに修理ができない、または1〜2年後には修理ができなくなる可能性が高い機械だからです。
モノクロコピー機とカラーコピー機、それぞれでご紹介します。
モノクロコピー機
コニカミノルタの超旧型のモノクロコピー機となります。最も古い機種は、2007年11月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- bizhub 163
- bizhub 223
- bizhub 253
カラーコピー機
コニカミノルタの超旧型のモノクロコピー機となります。最も古い機種は、2009年10月に発売されています。
以下の機種が販売店に並んでいる場合は、要注意です。
- bizhub C220
- bizhub C280
- bizhub C360
- bizhub C224
- bizhub C284
- bizhub C364
いかがでしたでしょうか。激安価格には訳があるのです。
価格で選んでしまったら、すぐに故障。修理もできない。なんてことにならないように、今回の情報を参考にして、超旧型コピー機を選ばないようにしましょう。
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